イチモンジブダイ

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イチモンジブダイ(幼魚).幼魚期の体色は褐色で体側中央部に白色斑を備えるが,体側部に走る数本の淡色縦帯は成長と共に消失する.(鹿児島県口永良部島; 撮影: 小林, Oct., 2005)
イチモンジブダイ(IP).灰桃色の体で体側に濃色縦帯が走る.(鹿児島県口永良部島; 撮影: 門田)
イチモンジブダイ(TP).吻部上方~頭部後方まで灰色斑が広がり,腹部に1本の青緑色縦帯が走る.(鹿児島県口永良部島; 撮影: 木寺, Jul., 2002)

イチモンジブダイ

シノニム

その他

分類

脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > スズキ目 Perciformes > ベラ亜目 Labroidei > ブダイ科 Scaridae


解説

  • 小笠原諸島及び和歌山県以南の珊瑚礁域の外縁部に分布.
  • 幼魚期(写真上)の体色は褐色で体側中央部に白色斑を備えるが,体側部に走る数本の淡色縦帯は成長と共に消失する.
  • また生まれつきの性(initial phase: IP)(写真中)は灰桃色の体で体側に濃色縦帯が走り,優位雄性(terminal phase: TP)(写真下)は吻部上方~頭部後方まで灰色斑が広がり,腹部に1本の青緑色縦帯が走ることでそれぞれ特徴づけられる.
  • 体長約50 cmまで成長する.

天然記念物・RDB

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

関連ページ

参考文献

  • 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.

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