ハリセンボン

提供: 広島大学デジタル博物館
Diodon holocanthusから転送)
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ハリセンボン.沖縄ではアバサーと呼ばれ食用になる.(沖縄県国頭郡本部町; 撮影: 鮫島裕貴, Oct. 26, 2020)
ハリセンボン(鹿児島県口永良部島; 撮影: 木寺, Jul., 2002)
膨らんだハリセンボン(高知県柏島; 撮影: 岡本, Oct., 2001)

ハリセンボン Diodon holocanthus

シノニム

その他

分類

脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 硬骨魚綱 Osteichthyes > 条鰭亜綱 Actinopterygii > フグ目 Tetraodontiformes > フグ亜目 Tetraodontoidei > ハリセンボン科 Diodontidae > ハリセンボン属 Diodon > ハリセンボン Diodon holocanthus

解説

  • 北海道~九州南岸の日本海・東シナ海沿岸,北海道~九州南岸の太平洋沿岸,瀬戸内海(稀),屋久島,琉球列島.国外では,朝鮮半島南岸,済州島,台湾南部,広東省,海南島,世界中の熱帯~温帯域.
  • 小黒斑の散在する淡褐色の背側には5個の褐色斑が並び,また両眼を通るように褐色横帯が走ることで特徴づけられる.
  • 体長は20 cmほど.青森県以南の珊瑚礁域・岩礁域・砂底・礫底に分布.
  • 沖縄では「アバサー汁」という味噌汁にして食される一方で,沖合を群泳し定置網などを傷付けるなど水産的な被害を起こすこともある.

天然記念物・RDB

  • 該当なし

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

関連ページ

参考文献

  • 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.

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