「クロバネツリアブ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動
19行目: 19行目:
 
==解説==
 
==解説==
 
*夏から秋にかけて出現するツリアブの仲間.
 
*夏から秋にかけて出現するツリアブの仲間.
*翅が黒く,腹部には白斑が見られる.
+
*翅が黒く,腹部には白帯が見られる.
 +
*[[マエグロツリアブ_広島大学東広島キャンパス|マエグロツリアブ]]に酷似するが,より大型で腹部の帯の色が異なる.
 
*成虫は花の蜜を吸う.
 
*成虫は花の蜜を吸う.
 +
*メスは腹端から砂を取り入れ「砂室」という器官に貯める.
 
*幼虫は他の昆虫に寄生するとされるが,詳しいホストは不明.
 
*幼虫は他の昆虫に寄生するとされるが,詳しいホストは不明.
 
*キャンパス内での個体数は多い.
 
*キャンパス内での個体数は多い.

2020年11月18日 (水) 13:51時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > クロバネツリアブ

クロバネツリアブの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 17, 2019)

クロバネツリアブ(広島大学東広島キャンパス)

和名

学名

  • Ligyra tantalus

分類

  • ツリアブ科 Bombyliidae

分布

  • 本州,四国,九州,南西諸島.

解説

  • 夏から秋にかけて出現するツリアブの仲間.
  • 翅が黒く,腹部には白帯が見られる.
  • マエグロツリアブに酷似するが,より大型で腹部の帯の色が異なる.
  • 成虫は花の蜜を吸う.
  • メスは腹端から砂を取り入れ「砂室」という器官に貯める.
  • 幼虫は他の昆虫に寄生するとされるが,詳しいホストは不明.
  • キャンパス内での個体数は多い.

備考

参考文献


広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > クロバネツリアブ