「コハクオナジマイマイ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

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*殻径15 mmほどのカタツムリ.
 
*殻径15 mmほどのカタツムリ.
*殻頂付近において,軟体部の鮮やかな黄色が見える.
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*殻頂付近において,軟体部の鮮やかな黄色が見える([[オナジマイマイ_広島大学東広島キャンパス|オナジマイマイ]]との識別点).
 
*赤い色帯の入る個体もいる.
 
*赤い色帯の入る個体もいる.
 
*1年生であり,成体は秋に産卵すると越冬せずに死滅する.
 
*1年生であり,成体は秋に産卵すると越冬せずに死滅する.

2021年8月18日 (水) 13:52時点における版

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ブロッコリーを食害するコハクオナジマイマイ.色帯の入る個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 14, 2021)
コハクオナジマイマイ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 27, 2020)

コハクオナジマイマイ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • コハクオナジマイマイ

学名

  • Bradybaena pellucida

分類

  • オナジマイマイ科 Bradybaenidae

分布

  • 中国地方,九州(国内外来種として日本各地に移入).

解説

  • 殻径15 mmほどのカタツムリ.
  • 殻頂付近において,軟体部の鮮やかな黄色が見える(オナジマイマイとの識別点).
  • 赤い色帯の入る個体もいる.
  • 1年生であり,成体は秋に産卵すると越冬せずに死滅する.
  • 人家周辺や草地などに生息し,特にクズ原で数が多い.
  • 東広島キャンパス内での個体数は多い.

備考

参考文献

  • 武田晋一・西 浩孝. 2015. カタツムリ ハンドブック. 128 pp. 文一総合出版, 東京.

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