サカキカズラ 宮島の植物と自然

提供: 広島大学デジタル博物館
2017年1月20日 (金) 20:50時点におけるChubo (トーク | 投稿記録)による版 (→‎「宮島の植物と自然」内のページ)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動検索に移動

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > 宮島の代表的な植物 > サカキカズラ

サカキカズラ Anodendron affine (Hook. & Arn.) Druce

分類

キョウチクトウ科 Apocynaceae,サカキカズラ属 Anodendron

解説

常緑性のつる性木本.茎は長く伸びる.葉は対生で無毛.革質(かくしつ)で側脈はあまり目立たない.花期は5月上旬-6月上旬.花は黄色で,花弁は5枚,強くねじれ,風車状になる.袋果は長さ6-7cm の細長い円錐形で対になる.3月頃果実が裂けて,白い長毛をもつ種子が飛び出す.千葉県以西の本州から四国,九州,琉球,台湾,中国,インドに分布.南方系のめずらしい植物で,広島県を含む瀬戸内海での分布は限られる.宮島では比較的多く見られる.和名は葉がサカキに似ているため.

「宮島の植物と自然」内のページ

「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.

  • 42 p.

文献(引用)


広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > 宮島の代表的な植物 > サカキカズラ