「セイタカアワダチソウ」の版間の差分

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== 引用文献 ==
 
== 引用文献 ==
* [[広島市理科主任会植物部会_1936|広島市理科主任会植物部会(編).  1936.  広島市植物便覧.  88 pp.  しらかんば社, 広島市.]]
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* [[広島市理科主任会植物部会_1936|広島市理科主任会植物部会(編).  1936.  広島市植物便覧.  88 pp.  しらかんば社, 広島.]]
 
* [[長田_1976|長田武正.  1976.  原色日本帰化植物図鑑.  425 pp.  保育社, 大阪.]]
 
* [[長田_1976|長田武正.  1976.  原色日本帰化植物図鑑.  425 pp.  保育社, 大阪.]]
 
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2022年3月8日 (火) 20:33時点における版

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セイタカアワダチソウの花(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Oct. 4, 2019)

セイタカアワダチソウ Solidago altissima L.

シノニム

その他

  • Solidago altissima Linn.(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > アキノキリンソウ属 Solidago

解説

  • 北アメリカ原産の帰化植物で多年草.
  • 長田(1976)は「明治30年頃入ったともいうが(牧野説),急に多くなったのは戦後」とあり,広島県への侵入時期は不明である.
  • 広島市理科主任会植物部会(1936)の「廣島市植物便覧」には本種は載っていない.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,島嶼部から中国山地まで広く分布し,とくに造成地,河原,放棄水田などに多い.
  • 芦田川や太田川では,本来,オギが生育している立地に,本種が侵入し,置き換わりつつある.
  • 北アメリカ原産.

産地

天然記念物

標本

  • 芸北町桧谷(yy-6254),極楽寺山(yw-7209),広島市岩滝山(mt-5932),府中町榎川(yw-3793),熊野町海上側(mt-13005),東広島市鏡山(yy-11716),呉市黒瀬川(mt-7026),下蒲刈島(mt-15748),倉橋町鹿島(sy-81),世羅町戸張(ns-1266),世羅西町黒川(ns-267),三原市大峰山(sf-4376),尾道市戸崎(sf-2874),因島(yk-4790),三良坂町灰塚(kk-1512),総領町舟迫(kk-1855),高野町神之瀬湖(kk-3051),君田村庵(tk-445),沼隈町能登原(sf-3010),神辺町川南(sf-3066),御調町大塔(yk-3711),新市町京の上山(sf-9984),福山市芦田川(sf-3210),神石郡三和町猿が馬場(yk-10559)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ヘイザンソウ

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 59774
  • 帰化

文献(出典)

  • 太刀掛(1968),河毛(1974),渡辺(1977),橋本ほか(1980),土井(1983),山下(1988),関ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

引用文献


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