「トビズムカデとアオズムカデの見分け方」の版間の差分
提供: 広島大学デジタル博物館
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ファイル:20210515トビズムカデ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_209758s.jpg|200px|thumb|right|トビズムカデ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May 15, 2021) | ファイル:20210515トビズムカデ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_209758s.jpg|200px|thumb|right|トビズムカデ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May 15, 2021) |
2022年7月16日 (土) 16:16時点における版
トビズムカデとアオズムカデは以下のような特徴で見分けることができる。
- 頭部の色の違い トビズムカデの頭部は名前の由来の通り鳶色(とびいろ)であるが、アオズムカデの頭部は胴体と色が変わらない.ただし,トビズムカデの幼体も頭が鳶色でない場合があるため,これを基準にすると間違った同定となる場合がある.
- 第20歩脚,曳航肢(せんこうし,主に威嚇に用いられるムカデの尾部にある長い脚)の1個前の脚の踵に当たる位置にある毛のように小さい棘(蹴爪という)がトビズムカデにはあるがアオズムカデには存在しない.
- トビズムカデは明確にアオズムカデよりも身体が大きい.トビズムカデは最大全長15-20 cmと大型であるが,アオズムカデは8-12 cmと比較的小型である.これもトビズムカデの幼体と混同されやすい部分である.