「ハマダイコン」の版間の差分

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動
1行目: 1行目:
<span style="font-size:10">[http://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/plant/ 植物] > [[郷土の植物|郷土の植物]] > [[郷土の植物/維管束植物|維管束植物]] > [[ハマダイコン]] | [[広島県の植物図鑑]] / [[広島県植物誌/和名順/ブロック|和名順]]</span>
+
[https://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/plant/ 植物] > [[郷土の植物|郷土の植物]] > [[郷土の植物/維管束植物|維管束植物]] > [[ハマダイコン]] | [[広島県の植物図鑑]] / [[広島県植物誌/和名順/ブロック|和名順]]
  
 
[[ファイル:20100228ハマダイコン_呉市倉橋町西宇土.jpg|200px|thumb|right|ハマダイコン(広島県呉市倉橋町 西宇土; 撮影: 垰田 宏, Feb. 28, 2010)]]  
 
[[ファイル:20100228ハマダイコン_呉市倉橋町西宇土.jpg|200px|thumb|right|ハマダイコン(広島県呉市倉橋町 西宇土; 撮影: 垰田 宏, Feb. 28, 2010)]]  
7行目: 7行目:
 
== シノニム ==
 
== シノニム ==
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
* ''Raphanus'' ''sativus'' Linn. var. ''raphanistroides'' Makino(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
+
* ''Raphanus'' ''sativus'' Linn. var. ''raphanistroides'' Makino[[[広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会_1997|広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)]]で採用.]
  
 
== 分類 ==
 
== 分類 ==
17行目: 17行目:
  
 
== 解説==
 
== 解説==
 +
*[[青葉_2013|青葉(2013)]]では「中国に野生し凶荒時などに利用した野大根が古い時代にわが国に伝わり,園菜として栽培されて全国に広まり,それが各地で野生化して野大根,浜大根になり,現在も生育しているものと推定できる」と述べている.
 
*[[Yamagishi_Tateishi_Terachi_Murayama_1998|Yamagishi et al.(1998)]]や[[Kobayashi_Shirasawa_Fukino_Hirakawa_Akanuma_Kitashiba_2020|Kobayashi et al.(2020)]]などの研究で,日本のダイコンの栽培種が多く含まれるクレードと姉妹関係にあることが明らかになっている.これは日本に持ち込まれた初期段階で[[ハマダイコン]]の祖先が分岐したことを意味する.
 
*[[Yamagishi_Tateishi_Terachi_Murayama_1998|Yamagishi et al.(1998)]]や[[Kobayashi_Shirasawa_Fukino_Hirakawa_Akanuma_Kitashiba_2020|Kobayashi et al.(2020)]]などの研究で,日本のダイコンの栽培種が多く含まれるクレードと姉妹関係にあることが明らかになっている.これは日本に持ち込まれた初期段階で[[ハマダイコン]]の祖先が分岐したことを意味する.
  

2021年12月23日 (木) 18:34時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 植物 > 郷土の植物 > 維管束植物 > ハマダイコン | 広島県の植物図鑑 / 和名順

ハマダイコン(広島県呉市倉橋町 西宇土; 撮影: 垰田 宏, Feb. 28, 2010)

ハマダイコン Raphanus sativus L. var. raphanistroides Makino

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > アブラナ科 Brassicaceae > ダイコン属 Raphanus

解説

  • 青葉(2013)では「中国に野生し凶荒時などに利用した野大根が古い時代にわが国に伝わり,園菜として栽培されて全国に広まり,それが各地で野生化して野大根,浜大根になり,現在も生育しているものと推定できる」と述べている.
  • Yamagishi et al.(1998)Kobayashi et al.(2020)などの研究で,日本のダイコンの栽培種が多く含まれるクレードと姉妹関係にあることが明らかになっている.これは日本に持ち込まれた初期段階でハマダイコンの祖先が分岐したことを意味する.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

産地

天然記念物

標本

  • 倉橋島(yw-5528),川尻町(mt-12236),安浦町大多田(hh-7782),仙酔島(sf-7671),内海町横島(sf-412),宮島(ts-951223)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • シロバナハマダイコン

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 22350

文献(出典)

引用文献


広島大学 / デジタル自然史博物館 / 植物 / 郷土の植物 / 維管束植物 | 広島県の植物図鑑 / 和名順 にもどる