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[[ファイル:20190806ヒトクチタケ_東広島市鏡山_岩﨑撮影_DSC_0202s.JPG|200px|thumb|right|ヒトクチタケ幼菌傘下面.穴が空いている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Aug. 06, 2019)]]
  
  
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*タマチョレイタケ科  
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*タマチョレイタケ科 Polyporaceae
  
 
==分布==
 
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==解説==
 
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*枯れたマツの幹に見られる。
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*枯れたマツの幹に見られる.
*東広島キャンパスにおいてはアカマツの枯死体や材に頻繁に見られ、最も観察しやすいキノコの1つといえる。
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*東広島キャンパスにおいてはアカマツの枯死体や材に頻繁に見られ,最も観察しやすいキノコの1つといえる.
*特有の臭気があり、これでハエなどの昆虫を傘裏の穴から子実体内部に誘引する。
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*特有の臭気があり,これでハエなどの昆虫を傘裏の穴から子実体内部に誘引する.
*胞子は子実体内部にあり、昆虫の体表に付着させて運ばせる。
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*胞子は子実体内部にあり,昆虫の体表に付着させて運ばせる.
*幼菌は白い。成熟すると上面は黄褐色になる。
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*幼菌は白い.成熟すると上面は黄褐色になる.
*見た目は美味しそうだが食用にはならない。
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*見た目は美味しそうだが食用にはならない.
*名前は傘裏に1つあく穴に由来する。
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*名前は傘裏に1つあく穴に由来する.
*[[カブトゴミムシダマシ]]をはじめ、一部の昆虫は本種を棲息場所や産卵場所として利用することがある。
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*[[カブトゴミムシダマシ_広島大学東広島キャンパス|カブトゴミムシダマシ]]をはじめ,一部の昆虫は本種を棲息場所や産卵場所として利用することがある.
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==備考==
 
==備考==
 
*[[東広島キャンパスの菌類]]
 
*[[東広島キャンパスの菌類]]
  
 
==参考文献==
 
==参考文献==
*今関六也・大谷吉雄・本郷次雄(編著).  2011.  山溪カラー名鑑 日本のきのこ, 増補改訂新版.  viii + 639 pp.  山と溪谷社, 東京.
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*今関六也・大谷吉雄・本郷次雄(編著).  2011.  山溪カラー名鑑 日本のきのこ, 増補改訂新版.  山と溪谷社, 東京.
  
 
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2022年10月14日 (金) 11:22時点における最新版

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ヒトクチタケ幼菌(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Aug. 06, 2019)
ヒトクチタケ幼菌傘下面.穴が空いている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 岩﨑元道, Aug. 06, 2019)


ヒトクチタケ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • ヒトクチタケ
  • ヒトクチダケ

学名

  • Cryptoporus volvatus

分類

  • タマチョレイタケ科 Polyporaceae

分布

  • 編集中

解説

  • 枯れたマツの幹に見られる.
  • 東広島キャンパスにおいてはアカマツの枯死体や材に頻繁に見られ,最も観察しやすいキノコの1つといえる.
  • 特有の臭気があり,これでハエなどの昆虫を傘裏の穴から子実体内部に誘引する.
  • 胞子は子実体内部にあり,昆虫の体表に付着させて運ばせる.
  • 幼菌は白い.成熟すると上面は黄褐色になる.
  • 見た目は美味しそうだが食用にはならない.
  • 名前は傘裏に1つあく穴に由来する.
  • カブトゴミムシダマシをはじめ,一部の昆虫は本種を棲息場所や産卵場所として利用することがある.

備考

参考文献

  • 今関六也・大谷吉雄・本郷次雄(編著). 2011. 山溪カラー名鑑 日本のきのこ, 増補改訂新版. 山と溪谷社, 東京.

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