「ミヤマオビオオキノコ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分
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*体形は細長い楕円形. | *体形は細長い楕円形. | ||
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*[[カワラタケ_広島大学東広島キャンパス|カワラタケ]]などの硬質菌を食べる. | *[[カワラタケ_広島大学東広島キャンパス|カワラタケ]]などの硬質菌を食べる. | ||
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*東広島キャンパスでの個体数は多く,ががら山や陣ヶ平山の林内にあるキノコに覆われた朽ち木で見つかることが多い. | *東広島キャンパスでの個体数は多く,ががら山や陣ヶ平山の林内にあるキノコに覆われた朽ち木で見つかることが多い. | ||
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2021年7月19日 (月) 19:29時点における版
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ミヤマオビオオキノコムシ
和名
学名
- Episcapha gorhami
分類
- オオキノコムシ科 Erotylidae
分布
- 北海道,本州,四国,九州.
解説
- 丘陵~山地の雑木林で見られる.
- 鞘翅に黄褐色の斑紋があり,タイショウオオキノコムシやヒメオビオオキノコムシに比べると斑紋の黄色味が強い.
- 体形は細長い楕円形.
- ヒメオビオオキノコムシより一回り大型で,複眼同士の距離が大きく開く.
- カワラタケなどの硬質菌を食べる.
- キノコゴミムシとは斑紋の色や大きさが近く,同じ環境で見られる.
- 東広島キャンパスでの個体数は多く,ががら山や陣ヶ平山の林内にあるキノコに覆われた朽ち木で見つかることが多い.
備考
参考文献
- 槐 真史・伊丹市昆虫館. 2013. ポケット図鑑日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ. 320 pp. 文一総合出版, 東京.
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