「モズ」の版間の差分

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*九州以北で繁殖するが,日本の北部に棲む個体は冬季に暖地へ移動する.
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*主な繁殖期は4~6月.
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*秋には高くて目立つ場所で「キチキチキチ」と鳴く.これは「モズの高鳴き」と呼ばれ,冬季の食物を確保し縄張りを守るためである.
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*捕らえた獲物を小枝の先に突き刺しておく習性があり,「モズのはやにえ」という.
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*[[モズ_宮島|宮島のモズ]]も参照.
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2016年11月28日 (月) 20:22時点における版

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モズ(オス)(広島県三原市沼田東町; 撮影: 池田誠慈, Jan. 30, 2016)
モズ(オス)(広島県三原市沼田東町; 撮影: 池田誠慈, Oct. 12, 2015)
モズ(メス)(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Oct. 14, 2016)
モズのはやにえ(早贄)にされていたニホンカナヘビ(広島県三原市小泉町; 撮影: 池田誠慈, Nov. 24, 2015)

モズ Lanius bucephalus bucephalus

分類

動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 鳥綱 Aves > スズメ目 Passeriformes > モズ科 Laniidae > モズ属 Lanius > モズ(種) Lanius bucephalus モズ(亜種) Lanius bucephalus bucephalus

解説

  • 九州以北で繁殖するが,日本の北部に棲む個体は冬季に暖地へ移動する.
  • 広島県内では,全域で繁殖が確認されているが,冬季には北部での観察例が少なく,南部もしくはより南へ移動していると考えられる.
  • 主な繁殖期は4~6月.
  • 秋には高くて目立つ場所で「キチキチキチ」と鳴く.これは「モズの高鳴き」と呼ばれ,冬季の食物を確保し縄張りを守るためである.
  • 捕らえた獲物を小枝の先に突き刺しておく習性があり,「モズのはやにえ」という.
  • 宮島のモズも参照.

分布・産地・天然記念物

分布

  • 日本,朝鮮半島,中国

産地

天然記念物

  • 該当なし

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

  • Bull-headed shrike

広島県方言

  • 特になし

備考

関連ページ

参考文献

  • 宮島町教育委員会(編). 1999. 宮島の野鳥. 176 pp. 宮島町, 宮島町.
  • 日本鳥学会(編). 2012. 日本鳥類目録改訂第7版. xx + 438 pp. 日本鳥学会, 三田.
  • 日本野鳥の会広島県支部(編著). 2002. ひろしま野鳥図鑑, 増補改訂版. 267 pp. 中国新聞社, 広島.

更新履歴

  • 2016.11.28 解説追加.

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