ヤマモモ 広島大学東広島キャンパス

提供: 広島大学デジタル博物館
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ヤマモモの雄花序(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Mar. 15, 2019)
ヤマモモ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 中村 創, Nov. 19, 2020)

ヤマモモ(東広島キャンパスの植物)

和名

学名

  • Morella rubra Lour.

分類

  • ヤマモモ科 Myricaceae

分布

  • 本州(関東南部・福井県以西)・四国・九州・琉球の常緑樹林に生える.
  • 台湾・中国大陸南部・フィリピンに分布.

東広島キャンパスの花期

  • 調査中

特徴

  • ヤマモモ科の常緑高木.高さは6-10 m.
  • 若枝は無毛で,しばしば赤色をおびる.古い枝は灰白色.葉の跡がこぶ状に残り,楕円形の皮目がある.
  • 葉は革質で広倒披針形,長さ5-10 ㎝,幅1.5-3 cm,先はやや鈍く,先端に微小な突起があり,下部はくさび形で長さ3-8 mmの葉柄に流れ,両面は無毛,裏面に淡黄色の透明な油点がある.葉の縁は無毛,全縁かまばらに鋸歯があり,幼苗のものでは大きなあらい鋸歯がある.
  • 3-4月葉のわきに穂状花序をだす.雌雄異株.花被はない.
  • 果実は6月に熟し,球形で直径1.5-2 cm.赤く熟し,食べられる.

ギャラリー


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