「東広島キャンパスの生き物」の版間の差分
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|[[ファイル:20200522ニホンアカガエル幼体_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_58773s.JPG|250px|thumb|left|ニホンアカガエルの幼体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 22, 2020)|link=ニホンアカガエル_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル:20200522ニホンアカガエル幼体_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_58773s.JPG|250px|thumb|left|ニホンアカガエルの幼体(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, May 22, 2020)|link=ニホンアカガエル_広島大学東広島キャンパス]] | ||
− | |[[ファイル: 20200502ニホンイシガメ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_115369s.jpg|250px|thumb|right|ニホンイシガメ(成体).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 2, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200502ニホンイシガメ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_115369s.jpg|250px|thumb|right|ニホンイシガメ(成体).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 2, 2020)|link=ニホンイシガメ]] |
− | |[[ファイル: 20200508ヌマガエル成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_117138s.jpg|250px|thumb|right|ヌマガエルの成体.背中線が入っている個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 8, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200508ヌマガエル成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_117138s.jpg|250px|thumb|right|ヌマガエルの成体.背中線が入っている個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 8, 2020)|link=ヌマガエル]] |
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76行目: | 76行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200502アオマダラタマムシ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_114938s.jpg|250px|thumb|right|アオマダラタマムシの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 2, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200502アオマダラタマムシ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_114938s.jpg|250px|thumb|right|アオマダラタマムシの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 2, 2020)|link=アオマダラタマムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200528オオムツボシタマムシ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120929s.jpg|250px|thumb|right|コナラ材の上で産卵場所を求めるオオムツボシタマムシの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 28, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200528オオムツボシタマムシ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120929s.jpg|250px|thumb|right|コナラ材の上で産卵場所を求めるオオムツボシタマムシの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 28, 2020)|link=オオムツボシタマムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200523クロナガタマムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120315s.jpg|250px|thumb|right|クロナガタマムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200523クロナガタマムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120315s.jpg|250px|thumb|right|クロナガタマムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2020)|link=クロナガタマムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
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84行目: | 84行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200522キムネクマバチ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119095s.jpg|250px|thumb|right|キムネクマバチの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200522キムネクマバチ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119095s.jpg|250px|thumb|right|キムネクマバチの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)|link=キムネクマバチ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200502クロムネアオハバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_115063s.jpg|250px|thumb|right|クロムネアオハバチの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 2, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200502クロムネアオハバチ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_115063s.jpg|250px|thumb|right|クロムネアオハバチの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 2, 2020)|link=クロムネアオハバチ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200530ホリカワクシヒゲガガンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125227s.jpg|250px|thumb|right|ホリカワクシヒゲガガンボの成虫(メス).ベッコウガガンボに似る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530ホリカワクシヒゲガガンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125227s.jpg|250px|thumb|right|ホリカワクシヒゲガガンボの成虫(メス).ベッコウガガンボに似る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=ホリカワクシヒゲガガンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
92行目: | 92行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200521オオミズアオ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119015s.jpg|250px|thumb|right|オオミズアオの成虫(オス). [[オナガミズアオ_広島大学東広島キャンパス|オナガミズアオ]]に似る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200521オオミズアオ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119015s.jpg|250px|thumb|right|オオミズアオの成虫(オス). [[オナガミズアオ_広島大学東広島キャンパス|オナガミズアオ]]に似る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2020)|link=オオミズアオ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200530シロスジトモエ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125390s.jpg|250px|thumb|right|シロスジトモエの成虫.[[オオトモエ_広島大学東広島キャンパス|オオトモエ]]に似るが一回りほど小型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530シロスジトモエ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125390s.jpg|250px|thumb|right|シロスジトモエの成虫.[[オオトモエ_広島大学東広島キャンパス|オオトモエ]]に似るが一回りほど小型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=シロスジトモエ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200530オオトモエ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125429s.jpg|250px|thumb|right|オオトモエの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530オオトモエ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125429s.jpg|250px|thumb|right|オオトモエの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=オオトモエ_広島大学東広島キャンパス]] |
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100行目: | 100行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200530ムカシヤンマ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125110s.jpg|250px|thumb|right|ムカシヤンマの成虫.翅の縁紋が細長い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530ムカシヤンマ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125110s.jpg|250px|thumb|right|ムカシヤンマの成虫.翅の縁紋が細長い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=ムカシヤンマ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200527グンバイトンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120671s.jpg|250px|thumb|right|グンバイトンボの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 27, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200527グンバイトンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120671s.jpg|250px|thumb|right|グンバイトンボの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 27, 2020)|link=グンバイトンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200528サラサヤンマ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_121074s.jpg|250px|thumb|right|ぶら下がるサラサヤンマの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 28, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200528サラサヤンマ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_121074s.jpg|250px|thumb|right|ぶら下がるサラサヤンマの成虫(オス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 28, 2020)|link=サラサヤンマ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
108行目: | 108行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200508キバネツノトンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_117370s.jpg|250px|thumb|right|キバネツノトンボの成虫(メス).後翅の鮮やかな黄色が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 8, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200508キバネツノトンボ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_117370s.jpg|250px|thumb|right|キバネツノトンボの成虫(メス).後翅の鮮やかな黄色が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 8, 2020)|link=キバネツノトンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200519タイリククロスジヘビトンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_118077s.jpg|250px|thumb|right|タイリククロスジヘビトンボの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 19, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200519タイリククロスジヘビトンボ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_118077s.jpg|250px|thumb|right|タイリククロスジヘビトンボの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 19, 2020)|link=タイリククロスジヘビトンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200530コマダラウスバカゲロウ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125361s.jpg|250px|thumb|right|コマダラウスバカゲロウの幼虫.レプラゴケを身に纏い獲物を待つ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530コマダラウスバカゲロウ幼虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125361s.jpg|250px|thumb|right|コマダラウスバカゲロウの幼虫.レプラゴケを身に纏い獲物を待つ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=コマダラウスバカゲロウ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
116行目: | 116行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200530アカスジキンカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125021s.jpg|250px|thumb|right|アカスジキンカメムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530アカスジキンカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125021s.jpg|250px|thumb|right|アカスジキンカメムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=アカスジキンカメムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200526ヨコヅナツチカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120584s.jpg|250px|thumb|right|ヨコヅナツチカメムシの成虫.体長20mmほどでツチカメムシ科としては大型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 26, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200526ヨコヅナツチカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120584s.jpg|250px|thumb|right|ヨコヅナツチカメムシの成虫.体長20mmほどでツチカメムシ科としては大型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 26, 2020)|link=ヨコヅナツチカメムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200522セスジナガカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119458s.jpg|250px|thumb|right|セスジナガカメムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200522セスジナガカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119458s.jpg|250px|thumb|right|セスジナガカメムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)|link=セスジナガカメムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20200522オオメナガカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119573s.jpg|250px|thumb|right|オオメナガカメムシの成虫.体長は5mmほど.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200522オオメナガカメムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119573s.jpg|250px|thumb|right|オオメナガカメムシの成虫.体長は5mmほど.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)|link=オオメナガカメムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200504ヤスマツアメンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116385s.jpg|250px|thumb|right|ヤスマツアメンボの成虫(オス).[[コセアカアメンボ_広島大学東広島キャンパス|コセアカアメンボ]]と同様薄暗い湿地で見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 4, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200504ヤスマツアメンボ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116385s.jpg|250px|thumb|right|ヤスマツアメンボの成虫(オス).[[コセアカアメンボ_広島大学東広島キャンパス|コセアカアメンボ]]と同様薄暗い湿地で見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 4, 2020)|link=ヤスマツアメンボ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200530カタビロクサビウンカ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_124933s.jpg|250px|thumb|right|カタビロクサビウンカの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530カタビロクサビウンカ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_124933s.jpg|250px|thumb|right|カタビロクサビウンカの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=カタビロクサビウンカ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
129行目: | 129行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200523カメノコテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_110224s.jpg|250px|thumb|right|カメノコテントウの成虫.体長は12mmほどで大型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200523カメノコテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_110224s.jpg|250px|thumb|right|カメノコテントウの成虫.体長は12mmほどで大型.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2020)|link=カメノコテントウ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200508シロジュウシホシテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_117400s.jpg|250px|thumb|right|シロジュウシホシテントウの成虫.キジラミ類を捕食する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 8, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200508シロジュウシホシテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_117400s.jpg|250px|thumb|right|シロジュウシホシテントウの成虫.キジラミ類を捕食する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 8, 2020)|link=シロジュウシホシテントウ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200527アミダテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120762s.jpg|250px|thumb|right|アミダテントウの成虫.[[アオバハゴロモ_広島大学東広島キャンパス|アオバハゴロモ]]の幼虫を食べるとされる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 27, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200527アミダテントウ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120762s.jpg|250px|thumb|right|アミダテントウの成虫.[[アオバハゴロモ_広島大学東広島キャンパス|アオバハゴロモ]]の幼虫を食べるとされる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 27, 2020)|link=アミダテントウ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
139行目: | 139行目: | ||
{| | {| | ||
− | |[[ファイル: 20200505ニホンアカザトウムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116585s.jpg|250px|thumb|right|ニホンアカザトウムシ(成体).触肢脛節にトゲはほとんどない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 5, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200505ニホンアカザトウムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116585s.jpg|250px|thumb|right|ニホンアカザトウムシ(成体).触肢脛節にトゲはほとんどない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 5, 2020)|link=ニホンアカザトウムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200505オオアカザトウムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116525s.jpg|250px|thumb|right|オオアカザトウムシ(成体).触肢脛節にトゲが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 5, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200505オオアカザトウムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116525s.jpg|250px|thumb|right|オオアカザトウムシ(成体).触肢脛節にトゲが多い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 5, 2020)|link=オオアカザトウムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200526マメザトウムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120609s.jpg|250px|thumb|right|マメザトウムシ(成体).小さいザトウムシ類で、眼丘が発達している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 26, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200526マメザトウムシ成体_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120609s.jpg|250px|thumb|right|マメザトウムシ(成体).小さいザトウムシ類で、眼丘が発達している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 26, 2020)|link=マメザトウムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
|- | |- | ||
− | |[[ファイル: 20200504カタオカハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116082s.jpg|250px|thumb|right|カタオカハエトリの成体(オス).[[ヤマトシロアリ_広島大学東広島キャンパス|ヤマトシロアリ]]の生殖虫を捕食している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200504カタオカハエトリ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116082s.jpg|250px|thumb|right|カタオカハエトリの成体(オス).[[ヤマトシロアリ_広島大学東広島キャンパス|ヤマトシロアリ]]の生殖虫を捕食している.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=カタオカハエトリ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200530ヤサアリグモ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125063s.jpg|250px|thumb|right|ヤサアリグモの成体(オス).上顎を開いている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200530ヤサアリグモ成体オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_125063s.jpg|250px|thumb|right|ヤサアリグモの成体(オス).上顎を開いている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 30, 2020)|link=ヤサアリグモ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200505キノボリトタテグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116473s.jpg|250px|thumb|right|巣穴から体を出すキノボリトタテグモの成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 5, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200505キノボリトタテグモ成体メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116473s.jpg|250px|thumb|right|巣穴から体を出すキノボリトタテグモの成体(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 5, 2020)|link=キノボリトタテグモ_広島大学東広島キャンパス]] |
|} | |} | ||
151行目: | 151行目: | ||
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− | |[[ファイル: 20200521スキバジンガサハムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_118403s.jpg|250px|thumb|right|スキバジンガサハムシの成虫.[[ヒルガオ]]の葉上で見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200521スキバジンガサハムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_118403s.jpg|250px|thumb|right|スキバジンガサハムシの成虫.[[ヒルガオ]]の葉上で見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 21, 2020)|link=スキバジンガサハムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20200523アシナガオトシブミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120138s.jpg|250px|thumb|right|アシナガオトシブミの成虫(メス).[[コナラ]]や[[アベマキ]]の葉でゆりかごを作る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200523アシナガオトシブミ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_120138s.jpg|250px|thumb|right|アシナガオトシブミの成虫(メス).[[コナラ]]や[[アベマキ]]の葉でゆりかごを作る.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 23, 2020)|link=アシナガオトシブミ_広島大学東広島キャンパス]] |
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− | |[[ファイル: 20200522シロテンハナムグリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119227s.jpg|250px|thumb|right|シロテンハナムグリの成虫.赤みが強い個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200522シロテンハナムグリ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_119227s.jpg|250px|thumb|right|シロテンハナムグリの成虫.赤みが強い個体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 22, 2020)|link=シロテンハナムグリ_広島大学東広島キャンパス]] |
− | |[[ファイル: 20200504オオゾウムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116233s.jpg|250px|thumb|right|オオゾウムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 4, 2020)]] | + | |[[ファイル: 20200504オオゾウムシ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_116233s.jpg|250px|thumb|right|オオゾウムシの成虫.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May. 4, 2020)|link=オオゾウムシ_広島大学東広島キャンパス]] |
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2020年6月13日 (土) 19:08時点における版
広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > 東広島キャンパスの生き物
キャンパスで現在見られる動物の情報です.写真や名前をクリックすると解説ページに移動します(黄色く反転しているリンクは作成中のページです).解説ページの写真はクリックすると拡大します.
2020
6月
- 2020.06.02-12 東広島キャンパスでシロマダラとヒバカリを観察することができました.シロマダラは東広島キャンパス周辺でも個体数が多いですが,夜行性のため人目につくことが少ないです.ヒバカリは薄暗い時間帯(早朝や夕方)に,湿地の周りに見られることがあります.また,キャンパス内ではありませんが,周辺地区で模様と色彩が変異したニホンマムシが見られました.広島県内では度々目撃されています.
東広島キャンパスの沢で青いサワガニを観察することができました.青いサワガニは全国各所で見られますが,東広島キャンパスでは稀に見つかるようです.また,ニホンヒキガエルの成体を観察することができました.広島県のニホンヒキガエルのページもご覧ください.
東広島キャンパスでハッチョウトンボが出現しています.ハッチョウトンボはトンボ亜目(不均翅亜目)では世界最小種とされており,広島県では絶滅危惧II類に指定されている希少な昆虫です.そのほかコオニヤンマが発生しているのを確認したり,山の水たまりでヤブヤンマを観察したりすることができました.
東広島キャンパスで観察することができたハエトリグモです.ミスジハエトリは家屋内で見られることの多いハエトリグモで,オスは赤い帯が特徴的です.建物の中で見られるハエトリグモにはほかにアダンソンハエトリやチャスジハエトリがいます.林床にはヨダンハエトリが見られます.鮮やかなハエトリグモで,成熟したオスは特に目立ちます.ヒトリコゲチャハエトリは河原や石垣で見られるハエトリグモで,家の垣根などでも観察することができます.
鳴く虫といえば初夏のイメージがありますが,初夏にも鳴き声を聞くことができます.日中のイネ科群落ではナキイナゴが「ジキ・ジキ・ジキ」と鳴いています.日が暮れると,湿地ではキンヒバリが「リッリッリッリーーー」と美しい声で鳴いています.乾いた草地ではコガタコオロギが「ビー!!」と間を置いて鳴きます.本種はアカデミック地区の草地であればどこでも鳴き声を聞くことができますが,姿はやや見つけにくいです.クビキリギスやシブイロカヤキリは以前ほど鳴き声を聞かなくなってしまいました.
6月になり,シンジュサンが見られるようになりました.大変大きなガで,三日月のような模様が特徴的です.オナガミズアオとオオミズアオは酷似していますが,触角の色や翅端の形,眼状紋の形,前翅前縁の色の違いなどを総合的に確認して同定することができます.
5月
5月に見られた生き物です.ががら山でコルリ,クロツグミ,オオムシクイを観察することができました.コルリは薮がちなところに見られ,「チッチッチッチ…ピルルルン」と囀ります.クロツグミは早朝や夕方であればキャンパス内の草地でも観察することができました.オオムシクイは「ジジロ・ジジロ」とやや濁った声で囀ります.
タマムシの仲間がたくさん見られました.アオマダラタマムシは赤や青などの金属光沢が特徴のタマムシで,サクラやウメなどの材に集まります.オオムツボシタマムシは比較的大型のタマムシで,同属のムツボシタマムシよりも一回り大型です.クロナガタマムシは危険を感じると敏捷に飛翔します.
フジやヤマフジの咲く時期にはキムネクマバチのオスがホバリングしながらメスを待つ姿が見られました.クロムネアオハバチは淡い緑色の体色が特徴で,幼虫はササ類を食べることが知られています.ホリカワクシヒゲガガンボはハチのような奇抜な色彩から危険なイメージがありますが,ガガンボ類のため毒針を持たず,無害な虫です.
春~初夏に羽化する蛾類が見られました.オオミズアオはヤママユガ科の大型蛾で,青白い翅と尾状突起が特徴的です.シロスジトモエとオオトモエはともにトモエガ亜科のガで,色や模様がよく似ていますが,大きさが一回りほど異なります(オオトモエのほうが大型).
トンボ類では,ムカシヤンマがキャンパスで広域に観察することができます.樹林地の周辺を歩くと見られることが多いです.サラサヤンマは湿地をゆったりと飛翔する小型のヤンマで,生態実験園とふれあいビオトープのいずれの場所でも観察することができます.グンバイトンボは広島県の準絶滅危惧種に指定されており,中脚と後脚の脛節が軍配状に広がります.
上旬~中旬にかけては日当たりの良い草地でキバネツノトンボが見られました.去年に引き続いての確認ですが,今年の個体数は少ないようです.タイリククロスジヘビトンボはキャンパス内の外灯に飛来していることが多いです.コマダラウスバカゲロウは地衣類を身に纏い,獲物を待ちます.
5月に観察されたカメムシ目の一覧です.
個性的なテントウムシの仲間を観察することができました.
ザトウムシとハエトリグモの仲間です.これらのザトウムシは湿度の高い林床などで見られます.ニホンアカザトウムシとオオアカザトウムシは触肢が鎌状になっている特徴的なザトウムシで,後者の方が大型で,触肢脛節の形状が異なります.マメザトウムシは苔むした倒木上などを歩き回ります.
カタオカハエトリは乾いた裸地などで見られ,ヤマトシロアリの生殖虫を捕食している姿を観察することができました.ヤサアリグモはアリグモより小型のハエトリグモで,林床の草木の上などに見られます.
そのほかの甲虫類です.
4月
- 2020.04.29-30 ががら山でセンダイムシクイ,エゾムシクイ,アオゲラを観察することができました.センダイムシクイとエゾムシクイは形態がよく似ており見た目だけでの識別は困難ですが,前者は「チヨチヨビー」と囀り,「焼酎一杯ぐいー」と聞きなしされます。後者は「ヒーツーキー,ヒーツーキー」と囀り,「日、月」と聞きなしされます.アオゲラは「キョッ,キョッ」と鳴いたり,繁殖期には「ピョー,ピョー」と大きい声で鳴くので目立ちます.
開けた地面や林道ではハンミョウやニワハンミョウが駆け回っています.人の気配を察知すると飛翔して前方へ逃げるので,「ミチオシエ」の名があります.また,広葉樹の若葉を見ていると筒状に巻かれた葉っぱが目につくことがありますが,それらはオトシブミやチョッキリゾウムシと呼ばれる昆虫のしわざです.これらの虫はメスが葉っぱを丁寧に巻いて,その中に産卵します.今回はファウストハマキチョッキリとヒゲナガオトシブミを観察することができました.また,体から鹿の角のような突起が伸びるクロモンキリバエダシャクや自分の抜け殻をトーテムポールのように頭部に積み重ねるリンゴコブガの幼虫など,変わったイモムシを観察することができました.
- 4月に見られた野鳥です.上旬はカワラヒワやウグイスがよく囀っていました.また,キジの「ほろうち」を耳にすることもありました.中旬から下旬にかけてはががら山を中心に夏鳥を観察することができました.主に囀りを聞くことができるのはコマドリ,オオルリ,ヤブサメ,キビタキです.外来種であるコジュケイの声もしばしば確認されています.ツバメやコシアカツバメも訪れています.
4月に観察されたヘビです.シマヘビは東広島キャンパスでは個体数が多く,縞模様が目立たない個体も見られました.
4月に見られたトンボです.オツネントンボやホソミオツネントンボは成虫で越冬するトンボです.後者は春になると体色が青くなります.トラフトンボやシオヤトンボ,フタスジサナエ,アサヒナカワトンボは春に出現するトンボで,いずれも東広島キャンパスではよく見られます.
4月に見られた,湿地や沢の周辺で見られる小さい生き物です.ナミウズムシはいわゆるプラナリアで,サワガニ同様「きれいな水」の指標生物とされています.コシビロダンゴムシの仲間は,明治時代頃に帰化したと考えられているオカダンゴムシとは異なり在来種であり,湿度の高い林床などで見られます.エサキヒメコシボソガガンボは脚が白と黒の斑状になっており,脚を広げてふわふわと飛び回ります.
4月に見られたチョウです.トラフシジミはコツバメより少し遅れて出現するシジミチョウで,東広島キャンパスではウツギの咲く頃によく見られます.コミスジは山道などをひらひらと舞い,翅を広げてとまります.越冬から覚めたクロコノマチョウも生態実験園の林床をさかんに飛んでいます.
4月に見られた好蟻性昆虫とアリです.トガリムネトゲアリヅカムシは主にヤマアリ類の巣で見られ,西日本では普通に見られるアリヅカムシとされています.サトアリヅカコオロギはトビイロシワアリの巣で見られ,アリの幼虫や卵などを食べるとされています.ミカドオオアリは光沢の強いオオアリの仲間で,夜活動することが多いです.
コナラやクワ,桜などの若葉が芽吹く時期には,それらを餌としたり,産卵床とする昆虫が現れます.ナナフシモドキやムシクソハムシ,ヨツモンクロツツハムシはコナラの葉を食べます,セモンジンガサハムシはサクラの葉を食べ,クワコはクワの葉を食べます.モモチョッキリはウメやモモの実に穴を穿ち,その中に産卵します.
3月
- 2020.03.23-30 東広島キャンパスではイボタガやエゾヨツメなどの大型の春蛾が出現しています.前者は特に個体数が多く,夜に灯火に飛来する姿がよく見られます.また,ノブドウやツタを食草とするトビイロトラガも見られました.
キャンパスではシュレーゲルアオガエルに続いてトノサマガエルの繁殖期が始まろうとしています.トノサマガエルは一昨年から生態実験園での繁殖が確認されています.また,アキサンショウウオの幼生が孵化しています.
晴れた日中には越冬明けのルリタテハやヒオドシチョウなどのタテハチョウやスプリング・エフェメラルのコツバメなどを観察することができます.
ため池のほとりでハチジョウツグミを,上空をミサゴが滑空するのを観察することができました.また,ニホントカゲもよく見られます.
- 2020.03.08-13 広島県の準絶滅危惧種に指定されているカンムリセスジゲンゴロウを観察することができました.5mmほどの小さいゲンゴロウで,今にも干上がりそうな湿地に現れます.ハスオビエダシャクやヒロバトガリエダシャクは春に出現するエダシャクです.
生態実験園やふれあいビオトープでシュレーゲルアオガエルが鳴いています.オスは穴を掘ってその中に潜むため姿を観察しにくいです.その他アカハライモリやアキサンショウウオが見られました.アカハライモリはアメリカザリガニの影響を大きく受けており,個体数が減っています.また,ニホンカナヘビやニホントカゲが活動していました.
ぶどう池でヒクイナを,発見の小径でミヤマホオジロを観察することができました.ヒクイナは広島県で絶滅危惧II類に指定されています.ハヤブサが建物で休む姿も見られました.
成虫越冬していた昆虫や,春に孵化または羽化する昆虫を観察することができました.主にスプリング・エフェメラルの一つであるビロードツリアブや翅表に美しい光沢をもつムラサキシジミ,ルリタテハ,ナナホシテントウなどが見られます.また,早くもオオカマキリの幼虫が孵化していたり,キアシナガバチの女王が飛び回っていたりします.
2月
東広島キャンパスでは春を告げる虫が出現しています.トビモンオオエダシャクに似たチャオビトビモンエダシャクは愛好家から珍種として扱われており,トビモンオオに比べると小型です.ギフダイミョウガガンボは翅の模様が美しく,類似種が複数存在することが知られています. 越冬から覚めた虫も見られ,ネコハエトリがぶどう池の手すりで活動していたり,ヨコヅナサシガメがアカマツの樹皮上を歩いていたりしました.
東広島キャンパスの夜では野生動物が活動している姿が見られます.ホンドギツネが採餌する姿やヤマシギがテニスコートの周辺を歩きまわる姿を観察することができました.
カクレミノやタラノキなどウコギ科の枝には越冬中のタテジマカミキリが掴まっていることがあります.タテジマカミキリはウコギ科の枝を齧って削り,その凹みに身を寄せて擬態します.キンヒバリは湿地に見られ,幼虫で越冬して春に成虫になります.トサカグンバイはアセビの葉裏で越冬しており,胸部が大きく盛り上がるのが特徴です.
クロテンフユシャクとホソウスバフユシャクの交尾態を観察することができました.学内で観察可能なフユシャク亜科のInurois属は全種ががら山で観察することができます.また,クロガネモチの葉にはシンジュサンの繭を確認することができました.
- 2020.02.18-21 東広島キャンパスで新たにハヤブサの幼鳥を観察することができました.先週紹介した成鳥は体の下面に密な黒い横縞模様が並びます.一方,幼鳥は体の下面に黒い縦縞模様が並びます.その他ノスリやコゲラなどを観察することができました.
早春の蛾が次々と出現しています.トビモンオオエダシャクは大型のシャクガで,オスは紫がかった褐色の翅が特徴です.シロテンエダシャクやクロモンキリバエダシャクなども早春のエダシャクで,大学ではいずれも個体数が多いです. 冬尺蛾も晩冬~初春の種として,シロフフユエダシャクやホソウスバフユシャク,冬夜蛾ではスモモキリガも見られます.
- 2020.02.10-14 東広島キャンパスでは今季,大規模なツグミの群れが渡ってきており,山中池~生態実験園にて移動中の群れを見ることができます.また,そのようなツグミを狙ってか,山中池では多くの猛禽類が現れます.主な種類はノスリとハイタカですが,最近ではキャンパス初記録となるハヤブサの姿が見られます.ハヤブサは上昇した後,高速で水平飛行をしたり,急降下したりして獲物を追い詰めます.他には留鳥のカワウや冬鳥のシロハラを観察することができました.
ががら山でコミミズクが越冬している姿を観察することができました.コミミズクはヨコバイ科の昆虫で,扁平で細長い体が特徴です.幼虫はコナラやハンノキ類などの冬芽の付け根に密着して越冬します.また,一時的な暖かさのせいか早春に見られる昆虫が見られました.テングチョウは成虫で越冬し,春には目覚めた本種が林道を飛翔する姿が見られます.オカモトトゲエダシャクは春を告げる蛾で,静止するときは翅を折り畳むので「T」字の独特な見た目になります.
- 2020.02.03-09 東広島キャンパスでは,現在レンジャク科のヒレンジャクと、少数のキレンジャクを観察することができます.両種は混群を形成しており,飛翔時に「ヒーヒー」,「ピリリリリ」と高い声で鳴くのが特徴です.キャンパスでは主に熟れた柿の実を食べる姿がよく見られ,ツグミやヒヨドリ,ハシボソガラス,メジロも柿に集まってきます.キジバトは枝で休む様子を観察することができました.
成虫で越冬するクサカゲロウ類を灯火や看板で観察することができました.アミメクサカゲロウはクサカゲロウ科でも大型の種で,常緑樹の葉裏などで見られます.ヤマトクサカゲロウとスズキクサカゲロウは姿形がよく似た種ですが,ヤマトクサカゲロウの越冬型は体が淡褐色になり,スズキクサカゲロウは冬も緑色をしています.また,クサカゲロウ類は頭部の黒斑の形状が種ごとに異なり,そこが同定のポイントになります.
1月
- 2020.01.25-31 東広島キャンパスで繁殖のため水辺に集まるアキサンショウウオを二匹観察することができました.以前の分類ではカスミサンショウウオとされていた種ですが、昨年分類が再検討されて新種記載されました.広島県のアキサンショウウオのページもご覧ください.また,角脇調整池でミコアイサを観察することができました.
冬の水辺では両生類の繁殖だけでなく,越冬中の水生昆虫を観察することができます.
- 2020.02.16-23 東広島キャンパスのため池でオシドリ,発見の小径ではアカゲラやアオジ,各所でハイタカやノスリを観察することができました.アカゲラは生態実験園やふれあいビオトープのアカマツ林でしばしば鳴き声を聞くことができます.
ニホンアカガエルの繁殖がピークを迎えていました.激しい蛙合戦を観察することができました.
東広島キャンパスの建物近くの土からホタルミミズを得ることができました.ホタルミミズは刺激を受けると肛門などから発光物質を出すという生態が知られています.今回はその様子を写真に収めることができました.庭や畑で見られる普通種とされていますが,冬期以外では見つけづらいと言われています.また,広葉樹の枯れ木から生えるエノキタケを観察することができました.
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冬尺蛾の仲間も12月の下旬に見られたものとは異なる種を観察することができました.水辺ではホソクロマメゲンゴロウやオニヤンマのヤゴも見られました.
- 2020.01.06-01.17 東広島キャンパスでニホンアカガエルの繁殖が始まっています.ふれあいビオトープでは卵塊が一つ見つかっています.「東広島キャンパスのニホンアカガエル」のページと「広島県のニホンアカガエル」のページもご覧ください.
フユシャク亜科の一種であるウスモンフユシャクや越冬中のホソミオツネントンボ,トゲヤドリカニムシなどを観察することができました.
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- 2022年の東広島キャンパスの生き物
- 2021年の東広島キャンパスの生き物(下半期)
- 2021年の東広島キャンパスの生き物(上半期)
- 2020年の東広島キャンパスの生き物(下半期)
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関連ページ
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