「東広島キャンパスの花ごよみ」の版間の差分
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ファイル: 20210401ニョイスミレ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_200665s.jpg|200px|thumb|right|ニョイスミレ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 1, 2021) | ファイル: 20210401ニョイスミレ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_200665s.jpg|200px|thumb|right|ニョイスミレ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 1, 2021) | ||
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+ | 林縁部に自生するキイチゴ類です.[[ビロードイチゴ]]は枝や葉の両面に細かい毛が多いです.[[ナガバモミジイチゴ]]は葉が三裂し,表面はやや光沢が強いのが特徴です.この二種は花が下向きがつきます.[[クサイチゴ]]は腰より低い位置に大輪の白い花を上向きにつけます. | ||
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+ | ファイル: 20210325ビロードイチゴ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_198218s.jpg|200px|thumb|right|ビロードイチゴ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 25, 2021) | ||
+ | ファイル: 20210331ナガバモミジイチゴ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_200332s.jpg|200px|thumb|right|ナガバモミジイチゴ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 31, 2021) | ||
+ | ファイル: 20210401クサイチゴ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_200719s.jpg|200px|thumb|right|クサイチゴ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 1, 2021) | ||
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+ | 山野に咲く下垂する花です.[[生態実験園]]では[[キブシ]]の花が観察しやすいです.[[クロモジ]]や[[ウリカエデ]]はががら山でよく見られます. | ||
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+ | ファイル: 20210326クロモジ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_198773s.jpg|200px|thumb|right|クロモジ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 26, 2021) | ||
+ | ファイル: 20210326ウリカエデ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_198539s.jpg|200px|thumb|right|ウリカエデ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 26, 2021) | ||
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+ | 地表に咲く草本類です.[[ムラサキサギゴケ]]と[[トキワハゼ]]はよく似ている花ですが,[[ムラサキサギゴケ]]は[[トキワハゼ]]より低い位置に咲き,大型の紫色の花をつけます.一方の[[トキワハゼ]]は,茎が直立し白っぽい花を咲かせます.[[カキドオシ]]は茎がよく伸び,淡紫色の花を大抵二つ並べて咲かせます. | ||
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+ | ファイル: 20210325ムラサキサギゴケ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_198207s.jpg|200px|thumb|right|ムラサキサギゴケ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 25, 2021) | ||
+ | ファイル: 20210317トキワハゼ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_196593s.jpg|200px|thumb|right|トキワハゼ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 17, 2021) | ||
+ | ファイル: 20210330カキドオシ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_199430s.jpg|200px|thumb|right|カキドオシ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 30, 2021) | ||
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+ | 肥沃で明るい草地には[[オオイヌノフグリ]]が見られます.鮮やかな青い花を咲かせる本種ですが,果実が二つ並んでつく様子を犬の陰嚢(ふぐり)に見立てられています.路傍や林縁部の地表では[[キランソウ]]が開花してます.林床では[[ショウジョウバカマ]]が咲いています.東広島キャンパスでは淡いピンク色の花を咲かせる個体が大半です. | ||
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+ | ファイル: 20210325オオイヌノフグリ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_197967s.jpg|200px|thumb|right|オオイヌノフグリ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 25, 2021) | ||
+ | ファイル: 20210325キランソウ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_198063s.jpg|200px|thumb|right|キランソウ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Mar. 25, 2021) | ||
+ | ファイル: 20210401ショウジョウバカマ_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_200540s.jpg|200px|thumb|right|ショウジョウバカマ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 1, 2021) | ||
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2021年4月5日 (月) 15:32時点における版
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最新情報
キャンパスで現在見られる植物の花や実の情報です.名前をクリックすると解説ページに移動します.
2021
4月
- 2021.03.25-04.02 東広島キャンパスでは全11種類のスミレが見られます.前回更新分の三種に加え,コスミレ,アリアケスミレ,シハイスミレ,タチツボスミレ,ナガバタチツボスミレ,ニオイタチツボスミレ,オオタチツボスミレ,ニョイスミレを観察することができます.
林縁部に自生するキイチゴ類です.ビロードイチゴは枝や葉の両面に細かい毛が多いです.ナガバモミジイチゴは葉が三裂し,表面はやや光沢が強いのが特徴です.この二種は花が下向きがつきます.クサイチゴは腰より低い位置に大輪の白い花を上向きにつけます.
山野に咲く下垂する花です.生態実験園ではキブシの花が観察しやすいです.クロモジやウリカエデはががら山でよく見られます.
地表に咲く草本類です.ムラサキサギゴケとトキワハゼはよく似ている花ですが,ムラサキサギゴケはトキワハゼより低い位置に咲き,大型の紫色の花をつけます.一方のトキワハゼは,茎が直立し白っぽい花を咲かせます.カキドオシは茎がよく伸び,淡紫色の花を大抵二つ並べて咲かせます.
肥沃で明るい草地にはオオイヌノフグリが見られます.鮮やかな青い花を咲かせる本種ですが,果実が二つ並んでつく様子を犬の陰嚢(ふぐり)に見立てられています.路傍や林縁部の地表ではキランソウが開花してます.林床ではショウジョウバカマが咲いています.東広島キャンパスでは淡いピンク色の花を咲かせる個体が大半です.
3月
- 2021.03.08 キャンパス内の自生や植栽のアセビが開花しています.ツツジ科の中でもいち早く開花します.
2月
- 2021.02.22 ウメの開花が進んでいます.東広島植物園では,ギョクエイ(玉英)やゲッセカイ(月世界)が開花しています.ゲッセカイ(月世界)は実ウメで梅ジュースなどにします.また,草本で春の七草のコハコベの開花が始まりました.
- 2021.02.15 春の草本が開花し始めました.ホトケノザやナズナ,オランダミミナグサ,キュウリグサ,オオイヌノフグリ,タチイヌノフグリが開花しています.オオイヌノフグリとタチイヌノフグリは以前,ゴマノハグサ科に置かれていましたが,最近の研究でオオバコ科に分類されるようになりました.
1月
- 2021.01.12 寒波が到来し,東広島キャンパスの植物も雪化粧しましたが雪の下でも我慢強く春を待っています.
- 2021.01.01 あけましておめでとうございます.
2020
12月
- 2020.12.11 東広島キャンパスの植栽の果実が実っています.野鳥の貴重な餌資源になります.カイノキ(ランシンボク)は教育学部のシンボルツリーです.クロガネモチは植栽樹としてよく用いられ,雌雄異株で雌株が多く植えられています.ナンキンハゼは中国原産の植栽樹で,果実が3裂して白いろう質の仮種皮に包まれた種子が観察でき,ヒヨドリがよく好みます.
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