西宮権現平桜 廣島大學櫻曼荼羅

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西宮権現平桜(広島県東広島市西条; 撮影: 坪田博美, Apr. 9, 2015)

西宮権現平桜

解説

  • ヤマザクラの一品種.
  • 植栽
  • 4月上旬,白色後赤脈の一重の花を咲かせる.
  • ソメイヨシノよりも花期がやや遅い.また,枝ぶりがやや粗い.
  • 広島大学西条キャンパスでは,中央図書館と経済学部の中間付近に植栽されている.
  • 平成12年に,当時の山田康之奈良先端科学技術大学院長より広島大学の原田学長あて寄贈されたもの.

広島大学内での生育場所

  • 中央図書(東広島キャンパス)

由来

  • 名は紀伊富田の権現平という土地にあった「権現平桜」に由来し,後に由来のある西宮市が命名したもの.
  • 水上勉の小説「桜守」のモデルとなった桜研究家の故笹部新太郎氏が,その著書の中でこの桜を日本一のヤマザクラと称賛したヤマザクラの一品種である.
  • 原木は戦時中の食料増産の折に伐採されたが,西宮市の桜研究家の久野友博氏が伐採前に種子を入手し,自宅の庭で育てていた.その後,西宮市植物生産研究センターが平成2年7月の開設時に幼苗を譲り受けたものを,山田学長(当時京都大学教授)らの手で,バイオテクノロジーの手法を用いて増殖した.

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