「Folioceros fuciformis」の版間の差分

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[= ''Anthoceros miyabeanus'' Steph.]
 
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**ツノのような胞子体を出すことからツノゴケと呼ばれる.
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*ツノのような胞子体を出すことからツノゴケと呼ばれる.
**胞子の求心面のY字条溝が不明瞭.
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*胞子の求心面のY字条溝が不明瞭.
**胞子体の細胞壁は厚く肥厚し,気孔の孔辺細胞が長い.
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*胞子体の細胞壁は厚く肥厚し,気孔の孔辺細胞が長い.
**弾糸は長く,線形の厚壁細胞よりなり,螺旋肥厚はない.
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*弾糸は長く,線形の厚壁細胞よりなり,螺旋肥厚はない.
**''Anthoceros''ナガサキツノゴケ属に置かれていたが,現在は''Folioceros''ミヤベツノゴケ属に置かれている.
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2016年1月5日 (火) 09:53時点における最新版

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Folioceros fuciformis (Mont.) D.C.Bharadwaj ミヤベツノゴケ

[= Anthoceros miyabeanus Steph.]

ノート

  • ツノのような胞子体を出すことからツノゴケと呼ばれる.
  • 胞子の求心面のY字条溝が不明瞭.
  • 胞子体の細胞壁は厚く肥厚し,気孔の孔辺細胞が長い.
  • 弾糸は長く,線形の厚壁細胞よりなり,螺旋肥厚はない.
  • Anthocerosナガサキツノゴケ属に置かれていたが,現在はFoliocerosミヤベツノゴケ属に置かれている.
Foliocerosfuciformis0249L.jpg
日当たりの良い,湿った土上に群生.(写真: 沖縄県西表島.2006年12月25日.撮影: 坪田博美.)


Foliocerosfuciformis0254L.jpg
直立する棒状のものが胞子体で,基部の葉状部分が配偶体.(写真: 沖縄県西表島.2006年12月25日.撮影: 坪田博美.)

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