「Folioceros fuciformis」の版間の差分

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動
11行目: 11行目:
 
**胞子体の細胞壁は厚く肥厚し,気孔の孔辺細胞が長い.
 
**胞子体の細胞壁は厚く肥厚し,気孔の孔辺細胞が長い.
 
**弾糸は長く,線形の厚壁細胞よりなり,螺旋肥厚はない.
 
**弾糸は長く,線形の厚壁細胞よりなり,螺旋肥厚はない.
**''Anthoceros'''ナガサキツノゴケ属に置かれていたが,現在は'''Folioceros''ミヤベツノゴケ属に置かれている.
+
**''Anthoceros''ナガサキツノゴケ属に置かれていたが,現在は''Folioceros''ミヤベツノゴケ属に置かれている.
  
 
{| border="1"  cellspacing="0"
 
{| border="1"  cellspacing="0"

2010年3月23日 (火) 16:50時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 植物 > コケ植物(蘚苔類) > 情報 > コケ図鑑 > ツノゴケ類 > F > Folioceros fuciformis

コケ図鑑 -蘚苔類写真集-

Folioceros fuciformis (Mont.) D.C.Bharadwaj ミヤベツノゴケ

[= Anthoceros miyabeanus Steph.]

  • ノート
    • ツノのような胞子体を出すことからツノゴケと呼ばれる.
    • 胞子の求心面のY字条溝が不明瞭.
    • 胞子体の細胞壁は厚く肥厚し,気孔の孔辺細胞が長い.
    • 弾糸は長く,線形の厚壁細胞よりなり,螺旋肥厚はない.
    • Anthocerosナガサキツノゴケ属に置かれていたが,現在はFoliocerosミヤベツノゴケ属に置かれている.
Foliocerosfuciformis0249L.jpg
日当たりの良い,湿った土上に群生.(写真: 沖縄県西表島.2006年12月25日.撮影: 坪田博美.)


Foliocerosfuciformis0254L.jpg
直立する棒状のものが胞子体で,基部の葉状部分が配偶体.(写真: 沖縄県西表島.2006年12月25日.撮影: 坪田博美.)

デジタル自然史博物館 / 植物トップ / コケ / データ・情報 / コケ図鑑 / ツノゴケ類 / F にもどる