Leptolejeunea elliptica

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コケ図鑑 -蘚苔類写真集-

Leptolejeunea elliptica カビゴケ

クサリゴケ科 Lejeuneaceae > カビゴケ属 Leptolejeunea

  • ノート
    • 世界の亜熱帯〜熱帯に広く分布し,日本では福島県以南〜琉球んぼ低地の湿潤な渓谷に見られる.
    • 水辺に近い場所の常緑樹の葉上に生育する典型的な「葉状タイ類」のひとつ.生葉上苔類の一種.
    • 植物体から独特のにおいを発散させているので,生育していることがにおいで察知できる.
    • 絶滅危惧Ⅰ類にリストされている.
leptolej_ellip_habitl.jpg
ヒサカキの生葉上に生育するようす.(写真:高知県室戸市羽根川上流.)


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植物体(顕微鏡写真).葉にみえる多数の黒い点は眼点細胞.


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側葉の下片は折れたたまれて袋状になる.


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花被に包まれて造卵器がみえる.


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造卵器


leptolej_ellipt_celll.jpg
葉の眼点細胞(画面では細胞内に黒い物体をもった細胞)とふつうの細胞(顕微鏡写真).

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