「Plagiomnium acutum」の版間の差分

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* 比較的明るく,適湿な土上に生育.
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* 東アジアからヒマラヤに分布し,日本では北海道~琉球の低地~山地で見られる.比較的明るく,適湿な地上,土上をかぶった岩上,倒木上に生える.
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* 人家の庭先にもよくみられるふつうの種.
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* 雌雄異株.雌植物の茎頂の葉は通常葉より大きくなる.その内側の葉は著しく小さくなり雌苞葉perichaetial leavesと呼ばれる.ふつうその茎頂には10数個の造卵器がある.
 
* 植物体は匍匐するが,胞子体ができる際は直立する.
 
* 植物体は匍匐するが,胞子体ができる際は直立する.
 
* 細胞が大きく,観察に向いている.
 
* 細胞が大きく,観察に向いている.
 
* 東アジアからヒマラヤに分布し,日本では北海道~琉球の低地~山地の地上,土上をかぶった岩上,倒木上に生える.
 
* 人家の庭先にもよくみられるふつうの種.
 
 
* 北日本では本種よりもツボゴケが多い.ツボゴケは本種よりやや大きくて雌雄同株(コツボゴケは雌雄異株)であるので区別できる.
 
* 北日本では本種よりもツボゴケが多い.ツボゴケは本種よりやや大きくて雌雄同株(コツボゴケは雌雄異株)であるので区別できる.
* 雌雄異株.
 
 
 
  
 
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2010年5月7日 (金) 21:15時点における版

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コケ図鑑 -蘚苔類写真集-

Plagiomnium acutum (Lindb.) T.J.Kop. コツボゴケ

シノニム

分類

Mniaceae

ノート

  • 東アジアからヒマラヤに分布し,日本では北海道~琉球の低地~山地で見られる.比較的明るく,適湿な地上,土上をかぶった岩上,倒木上に生える.
  • 人家の庭先にもよくみられるふつうの種.
  • 雌雄異株.雌植物の茎頂の葉は通常葉より大きくなる.その内側の葉は著しく小さくなり雌苞葉perichaetial leavesと呼ばれる.ふつうその茎頂には10数個の造卵器がある.
  • 植物体は匍匐するが,胞子体ができる際は直立する.
  • 細胞が大きく,観察に向いている.
  • 北日本では本種よりもツボゴケが多い.ツボゴケは本種よりやや大きくて雌雄同株(コツボゴケは雌雄異株)であるので区別できる.

写真

plagiomnium-acutum01L.jpg


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