フユノハナワラビ
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フユノハナワラビ Botrychium ternatum (Thunb.) Sw.
シノニム
- Botrychium ternatum (Thunb.) Sw.
- Sceptridium tarnatum (Thunb. ex Murray) Lyon(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)
分類
ハナヤスリ科 Ophioglossaceae
解説
- 冬緑性.県内全域に分布する.
- 晩秋から冬に胞子葉をつける.葉がワラビに似て,胞子が晩秋から冬にかけて熟するので,この名がある.近い仲間に,夏に胞子葉をつけるナツノハナワラビがある.
- シダの中では原始的と考えられて来たが,最近,維菅束の形態からハナヤスリの仲間を原裸子植物の直系の子孫と考える説もある.また,一般的なシダ植物とは,胞子嚢壁が1層ではなく数層からなる,胞子嚢当たりの胞子の数が数百ではなく数千あるなどの点で異なる.
慣用名
- ハナワラビ
備考
- 環境庁コード: 00690
文献(出典)
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