オオウエキビ 広島大学東広島キャンパス

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落葉の上を這うオオウエキビ.東広島キャンパスでは,2023年時点では文学部棟周辺の限られた森林でしか確認されていない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 10, 2023)
オオウエキビ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 3, 2021)
オオウエキビ.体層(殻の最も外側)の周縁にやや強い角をもつ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 10, 2023)
オオウエキビの幼貝.螺層がまだ少ないので殻が平たい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 16, 2023)
オオウエキビ(広島県東広島市鏡山; 撮影: 國井秀剛, Feb. 08, 2024)

オオウエキビ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • オオウエキビ

学名

  • Trochochlamys fraterna

分類

  • ベッコウマイマイ科 Helicarionidae

分布

  • 本州,四国,九州.

解説

  • 殻径2 mm,殻高3 mmほどの微小なマイマイ.
  • 殻はどんぐりのような,丸みを帯びた円錐形.
  • ヒメハリマキビなどに似るが,体層(殻の一番外側の層)の周縁にやや強い角張りがあることが特徴.
  • 林床の落葉や倒木の下に生息する.
  • 稀産種であり,環境省RLにて情報不足(DD)に選定されている.
  • 東広島キャンパス内では文学部棟周辺の小規模な森林のほか数地点でのみ確認されている.

備考

参考文献

  • 武田晋一・西 浩孝. 2015. カタツムリ ハンドブック. 128 pp. 文一総合出版, 東京.

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