トガリアメンボ 広島大学東広島キャンパス

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トガリアメンボの成虫.体長は4 mmほどで,敏捷に泳ぐ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 28, 2020)
山中池の水面に群れるトガリアメンボ.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 30, 2023)

トガリアメンボ(広島大学東広島キャンパス)

和名

学名

  • Rhagadotarsus kraepelini

分類

  • アメンボ科 Gerriidae

分布

  • 本州,四国,九州,周辺の島嶼部(原産は東南アジア).

解説

  • 非常に小型のアメンボで,類似種はいない.
  • 日本では2001年に兵庫県で初めて確認された.
  • 強い飛翔力から急速に分布を拡大しており,広島県でも2003年以降確認されている.
  • 開けたため池に見られ,キャンパス内ではぶどう池や角脇調整池で見られる.
  • 敏捷に動き,水面に落下した小昆虫などの体液を吸う.
  • 観察していると,小さな木片などを抱えて泳ぐ個体が見られる.
  • キャンパス内での個体数は多い.

備考

参考文献

  • 渡部 晃平・中島 淳. 2010. 九州における外来種トガリアメンボの初記録. ホシザキグリーン財団研究報告: 13.

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