ベニバナセンブリ

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ベニバナセンブリ Centaurium minus Moen.

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > リンドウ科 Gentianaceae > シマセンブリ属 Centaurium

解説

  • ヨーロッパ原産で,薬用植物として大正年間に日本に渡来したが,帰化状態になっているのが確認されたのは,呉市で太刀掛優が見つけたのが日本で最初である.これは久内(1960)によって報告された.

花期

  • 花は明るい紅色で8月に開花し,その頃に春に発芽した小苗が見られるが,これは来年開花するので,二年草(越年草)である.

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,各地で見つかり,最近では,道路のり面の吹き付けにも現れている.

産地

  • ヨーロッパ原産.

天然記念物

  • 呉市天「日本最初のベニバナセンブリの侵入群落」(群落の遷移が進んで消滅し,指定も解除された)

標本

  • 広島市五日市町(ts-800809),呉市豊栄新開(mt-14887),倉橋島(ts-970223)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 44395
  • 帰化

文献(出典)

引用文献

  • 久内清孝.1960. ベニバナセンブり呉市に出現.植物研究雑誌 35(8): 256.

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