「クロバイ 宮島の植物と自然」の版間の差分

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「宮島の植物と自然」([[広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所_2009|広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009]])内で掲載されているページ.
 
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== 文献(引用) ==
 
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2017年1月20日 (金) 20:47時点における最新版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > ハイノキの仲間 > クロバイ

クロバイ Symplocos prunifolia Siebold & Zucc.

分類

ハイノキ科 Symplocaceae,ハイノキ属 Symplocos

解説

 高さ5-10数 mになる常緑高木.樹皮は暗い灰褐色(はいかっしょく)で白い突起が並ぶ.葉は革質(かくしつ)で,無毛,光沢のある濃緑色.低い鋸歯(きょし)があり,先端がやや尾状にのびる.花期は4月中旬-6月上旬.花は白色で,長い雄しべが多くあり,非常に目立つ.木全体に花が付き,同じ時期に一斉に開花するので,海から見るとよく目立つ.果実は楕円形(だえんけい)で,秋に黒紫色に熟す.関東地方以西の本州から四国,九州,琉球,朝鮮半島に分布する.宮島ではやや乾燥した立地で見られる.宮島には,同属のシロバイ Symplocos lancifolia Siebold & Zucc. も生育する.

「宮島の植物と自然」内のページ

「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.

  • 84 p.

文献(引用)


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