「アオイトトンボ・オオアオイトトンボ・コバネアオイトトンボの見分け方」の版間の差分

提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動
(ページの作成:「[https://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[メインページ]…」)
 
22行目: 22行目:
  
 
<gallery mode="nolines" widths="250" heights="250">
 
<gallery mode="nolines" widths="250" heights="250">
ファイル: 20210701アオイトトンボ成熟胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_226618s.jpg|250px|thumb|right|アオイトトンボ(成熟オス)の胸部.白い粉がふく上に,胸部の金属光沢部の先端が下段のライン(第二側縫線)にわずかに接する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2021)
+
ファイル: 20210701アオイトトンボ成熟胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_226618s.jpg|250px|thumb|right|アオイトトンボ(成熟オス)の胸部.白い粉がふく上に,胸部の金属光沢部の先端が下段のライン(第二側縫線)にわずかに接する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 1, 2021)|link=アオイトトンボ_広島大学東広島キャンパス
ファイル: 20211126オオアオイトトンボ成熟胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_269812s.jpg|250px|thumb|right|オオアオイトトンボ(成熟オス)の胸部.まったく粉をふかない上に,胸部の金属光沢部の先端が下段のライン(第二側縫線)に広く接する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 3, 2021)
+
ファイル: 20211126オオアオイトトンボ成熟胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_269812s.jpg|250px|thumb|right|オオアオイトトンボ(成熟オス)の胸部.まったく粉をふかない上に,胸部の金属光沢部の先端が下段のライン(第二側縫線)に広く接する.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Nov. 3, 2021)|link=オオアオイトトンボ_広島大学東広島キャンパス
ファイル: 20200902コバネアオイトトンボ成熟胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_124626s.jpg|250px|thumb|right|コバネアオイトトンボ(成熟オス)の胸部.まったく粉をふかない上に,胸部の金属光沢部の先端が下段のライン(第二側縫線)に接しない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 2, 2020)
+
ファイル: 20200902コバネアオイトトンボ成熟胸部_東広島市鏡山_南葉撮影_124626s.jpg|250px|thumb|right|コバネアオイトトンボ(成熟オス)の胸部.まったく粉をふかない上に,胸部の金属光沢部の先端が下段のライン(第二側縫線)に接しない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 2, 2020)|link=コバネアオイトトンボ_広島大学東広島キャンパス
 
</gallery>
 
</gallery>
  

2021年11月28日 (日) 10:00時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ> 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 >アオイトトンボ,オオアオイトトンボ,コバネアオイトトンボの見分け方

アオイトトンボ,オオアオイトトンボ,コバネアオイトトンボの見分け方

アオイトトンボオオアオイトトンボコバネアオイトトンボは酷似するアオイトトンボ属三種であるが,次のような特徴から見分けることができる.

  • アオイトトンボの特徴
    • 胸部の金属光沢部の先端が,下段のライン(第二側縫線)にわずかに接する(雌雄).
    • 成熟すると胸部や腹部の一部に青白い粉をふく(主にオス,まれにメスも).
    • 産卵は,あらゆる抽水植物(キショウブガマなど)を産卵床として行う.
    • 三種の中ではオオアオイトトンボに次ぎ大型で,出現時期は最も早い.
  • オオアオイトトンボの特徴
    • 胸部の金属光沢部の先端が,下段のライン(第二側縫線)に広く接する(雌雄).
    • 成熟しても胸部や腹にまったく粉をふかない(雌雄).
    • 産卵は,水辺に張り出した生木の枝を産卵床として行う.
    • 三種の中では最も大型で,出現時期は最も遅い.
  • コバネアオイトトンボの特徴
    • 胸部の金属光沢部の先端が,下段のライン(第二側縫線)に接しない(雌雄).
    • 成熟しても胸部や腹にまったく粉をふかない(雌雄).
    • 産卵は,組織の柔らかい抽水植物(カンガレイクログワイなど)を産卵床として行う.
    • 三種の中では最も小型で,出現時期はアオイトトンボに次ぐ.


個別ページ

見分け方に関連するページ

両生類

爬虫類

鳥類

昆虫

参考文献


広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ> 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 にもどる