「アオイトトンボ・オオアオイトトンボ・コバネアオイトトンボの見分け方」の版間の差分

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==参考文献==
 
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2022年6月2日 (木) 21:19時点における最新版

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アオイトトンボ・オオアオイトトンボ・コバネアオイトトンボの見分け方

アオイトトンボオオアオイトトンボコバネアオイトトンボは酷似するアオイトトンボ属三種であるが,次のような特徴から見分けることができる.

  • アオイトトンボの特徴
    • 胸部の金属光沢部の先端が,下段のライン(第二側縫線)にわずかに接する(雌雄).
    • 成熟すると胸部や腹部の一部に青白い粉をふく(主にオス,まれにメスも).
    • 産卵は,あらゆる抽水植物(キショウブガマなど)を産卵床として行う.
    • 三種の中ではオオアオイトトンボに次ぎ大型で,出現時期は最も早い.
  • オオアオイトトンボの特徴
    • 胸部の金属光沢部の先端が,下段のライン(第二側縫線)に広く接する(雌雄).
    • 成熟しても胸部や腹にまったく粉をふかない(雌雄).
    • 産卵は,水辺に張り出した生木の枝を産卵床として行う.
    • 三種の中では最も大型で,出現時期は最も遅い.
  • コバネアオイトトンボの特徴
    • 胸部の金属光沢部の先端が,下段のライン(第二側縫線)に接しない(雌雄).
    • 成熟しても胸部や腹にまったく粉をふかない(雌雄).
    • 産卵は,組織の柔らかい抽水植物(カンガレイクログワイなど)を産卵床として行う.
    • 三種の中では最も小型で,出現時期はアオイトトンボに次ぐ.


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見分け方に関連するページ

両生類

爬虫類

鳥類

昆虫


参考文献

  • 尾園 暁・川島逸郎・二橋 亮. 2012. ネイチャーガイド 日本のトンボ. 531 pp. 文一総合出版, 東京.

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