エヒメアヤメ

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エヒメアヤメの花(広島県三原市沼田西町; 撮影: 池田誠慈, Apr. 16, 2016)

エヒメアヤメ Iris rossii Baker

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 単子葉植物綱 Monocotyledoneae > アヤメ科 Iridaceae > アヤメ属 Iris

解説

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 大陸系で中国大陸(東北)から朝鮮半島を経て,九州(福岡・佐賀・大分・宮崎),中国(山口・広島・岡山),四国(愛媛)に分布している.
  • 広島県では島嶼部,沿岸部から吉備高原面のアカマツ林などの乾燥して日当たりのよい立地に分布している.
  • 広島県は全国的に見ても,本種のもっとも多い地域であろう.しかし,開発や山草マニアの盗掘,アカマツ林の遷移の進行などで自生地は減少しつつある.上下町では保護増殖が行われている.また,旧船越町(現広島市安芸区)の大江谷に自生地があったとされ,自生地復活を目指した活動が行われている.

産地

  • 福山市,府中市,三次市,三原市,広島市

天然記念物

  • 国天「エヒメアヤメの自生南限地帯」(三原市)
  • 福山市天「宇山のエヒメアヤメ及びその自生地」
  • 双三郡三和町天「中山のエヒメアヤメ自生地」
  • 三良坂町天「エヒメアヤメ」(全域).

標本

  • 河内町(yy-7120),三良坂町(ts-914783),大和町(sf-2329),福山市(sf-5260),甲山町(ns-946)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • タレユエソウ(誰故草)

英名

広島県方言

備考

文献(出典)


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