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==和名==
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==学名==
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*''Megalodacne bellula''
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==分類==
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*オオキノコムシ科 Lucanidae
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==分布==
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*本州,四国,九州.
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==解説==
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*丘陵~山地の雑木林で見られる.
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*鞘翅に橙褐色の斑紋があり,肩部の斑紋の中に1つの黒点がある.
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*体形は細長い楕円形.
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*[[ミヤマオビオオキノコムシ_広島大学東広島キャンパス|ミヤマオビオオキノコムシ]]や[[ヒメオビオオキノコムシ_広島大学東広島キャンパス|ヒメオビオオキノコムシ]]に似るが,鞘翅に明瞭な点刻列があることが特徴.
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*[[コフキサルノコシカケ_広島大学東広島キャンパス|コフキサルノコシカケ]]などの硬質菌を食べる.
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*東広島キャンパスでの個体数はふつうで,ががら山や陣ヶ平山の林内にあるキノコに覆われた朽ち木で見つかる.
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==備考==
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*[[東広島キャンパスの動物]]
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*[[カタボシエグリオオキノコムシ|広島県のカタボシエグリオオキノコムシの解説ページ]]
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== 参考文献 ==
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* 槐 真史・伊丹市昆虫館. 2013. ポケット図鑑日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ. 320 pp. 文一総合出版, 東京.
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2021年7月19日 (月) 19:34時点における版

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カタボシエグリオオキノコムシの成虫.Episcapha属のオオキノコに比べると前翅の点刻が目立ち,光沢感も強い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 14, 2020)

カタボシエグリオオキノコムシ

和名

学名

  • Megalodacne bellula

分類

  • オオキノコムシ科 Lucanidae

分布

  • 本州,四国,九州.

解説

  • 丘陵~山地の雑木林で見られる.
  • 鞘翅に橙褐色の斑紋があり,肩部の斑紋の中に1つの黒点がある.
  • 体形は細長い楕円形.
  • ミヤマオビオオキノコムシヒメオビオオキノコムシに似るが,鞘翅に明瞭な点刻列があることが特徴.
  • コフキサルノコシカケなどの硬質菌を食べる.
  • 東広島キャンパスでの個体数はふつうで,ががら山や陣ヶ平山の林内にあるキノコに覆われた朽ち木で見つかる.

備考

参考文献

  • 槐 真史・伊丹市昆虫館. 2013. ポケット図鑑日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ. 320 pp. 文一総合出版, 東京.

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