「カンザブロウノキ 宮島の植物と自然」の版間の差分

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「宮島の植物と自然」([[広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所_2009|広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009]])内で掲載されているページ.
 
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== 文献(引用) ==
 
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2017年1月20日 (金) 20:47時点における最新版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > ハイノキの仲間 > カンザブロウノキ

カンザブロウノキ Symplocos theophrastifolia Siebold & Zucc.

分類

ハイノキ科 Symplocaceae,ハイノキ属 Symplocos

解説

 高さ数-20 mになる常緑高木.樹皮は赤褐色.葉は大きく,低い鋸歯(きょし)があって無毛.花期は8 月中旬.花期が非常に短い.花は白色で,雄しべが目立つ.果実は小形で黒色,正月過ぎに成熟し,小鳥がよく実をついばむ.静岡県以西の本州,四国,九州,琉球,台湾,中国に分布する.瀬戸内海周辺では稀.広島県では宮島に生育するが,宮島以外では県内にごくわずかしか知られていない.南方系の植物で,宮島は分布の北限に近い.宮島では主に海抜300 m以下の谷間で見られる.

「宮島の植物と自然」内のページ

「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.

  • 81 p.

文献(引用)


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