「キカマキリモドキ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分
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*丘陵~山地にかけての森林に生息. | *丘陵~山地にかけての森林に生息. | ||
− | * | + | *カマキリのような鎌状の前脚を持ち,小昆虫を捕食する(カマキリとは分類学的に全く別の昆虫). |
− | * | + | *幼虫はクモのメスに寄生し,クモが産卵する隙を見計らって卵嚢に侵入し,卵を食べて育つ. |
*ヒメカマキリモドキに似るが,本種のほうが大型で胸部全体が鮮やかな黄色. | *ヒメカマキリモドキに似るが,本種のほうが大型で胸部全体が鮮やかな黄色. | ||
*東広島キャンパスでは[[サカキ]]の葉に多数集まっているのを観察することができた. | *東広島キャンパスでは[[サカキ]]の葉に多数集まっているのを観察することができた. |
2021年7月27日 (火) 06:55時点における版
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キカマキリモドキ(広島大学東広島キャンパス)
和名
学名
- Eumantispa harmandi
分類
- カマキリモドキ科 Mantispidae
分布
- 本州,四国,九州.
解説
- 丘陵~山地にかけての森林に生息.
- カマキリのような鎌状の前脚を持ち,小昆虫を捕食する(カマキリとは分類学的に全く別の昆虫).
- 幼虫はクモのメスに寄生し,クモが産卵する隙を見計らって卵嚢に侵入し,卵を食べて育つ.
- ヒメカマキリモドキに似るが,本種のほうが大型で胸部全体が鮮やかな黄色.
- 東広島キャンパスではサカキの葉に多数集まっているのを観察することができた.
- 東広島キャンパスでの個体数は少ない.
備考
参考文献
- 槐 真史・伊丹市昆虫館. 2013. ポケット図鑑日本の昆虫1400 (2) トンボ・コウチュウ・ハチ. 320 pp. 文一総合出版, 東京.
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