キクメハシリグモ 広島大学東広島キャンパス

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キクメハシリグモの成体(オス).メスに比べ頭胸部の縁の白斑が大きい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, May 25, 2022)
キクメハシリグモの成体(メス).アオグロハシリグモに似るが,頭胸部の放射状の斑紋が特徴.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jun. 30, 2021)
キクメハシリグモの亜成体.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Apr. 3, 2022)

キクメハシリグモ(広島大学東広島キャンパス)

和名

  • キクメハシリグモ

学名

  • Dolomedes japonicus

分類

  • キシダグモ科 Pisauridae

分布

  • 北海道,九州.

解説

  • 大型で徘徊性.
  • 渓流や沢,用水路などに見られ,昆虫や小動物を捕食する.
  • 水面を走ることが可能.
  • 全体的に茶褐色の個体が多く,頭胸部に放射状の斑紋が認められる.
  • アオグロハシリグモに似るが,本種の胸部には放射状の斑紋があり,体色がより明るい.
  • 東広島キャンパス内では生態実験園を流れる山中谷川が本種にとって良好な生息環境のようだ.

備考

参考文献

  • 馬場友希・谷川明男. 2015. クモ ハンドブック. 111 pp. 文一総合出版, 東京.
  • 新海 栄一. 2017. 増補改訂版日本のクモ. 408 pp. 文一総合出版, 東京.

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