「クルマバッタモドキ 広島大学東広島キャンパス」の版間の差分

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[[ファイル:20180914クルマバッタモドキ成虫オス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_19634s.JPG|200px|thumb|right|クルマバッタモドキ成虫(オス).オスはメスより小柄で,後脚の一部が赤い.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 14, 2018)]]
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[[ファイル: 20181002クルマバッタモドキ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IIMG_21802s.JPG|200px|thumb|right|クルマバッタモドキ成虫(メス).クルマバッタの褐色型に似るが,胸部が盛り上がらず複眼の横に明瞭なくさび形の黒斑がない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct 2, 2018)]]
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[[ファイル: 20181002クルマバッタモドキ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IIMG_21945s.JPG|200px|thumb|right|クルマバッタモドキ成虫(メス)の緑色型.トノサマバッタやクルマバッタと紛らわしい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct 2, 2018)]]
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[[ファイル: 20220715クルマバッタモドキ成虫_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_309908s.jpg|250px|thumb|right|緑色型のクルマバッタモドキの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2022)]]
[[ファイル:クルマバッタクルマバッタモドキ比較_21803_22818.JPG|200px|thumb|right|クルマバッタとクルマバッタモドキの胸部の比較図.クルマバッタモドキの胸部には1対の白いくの字の線が認められるが,クルマバッタには認められない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎)]]
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[[ファイル: 20181002クルマバッタモドキ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IIMG_21945s.JPG|250px|thumb|right|クルマバッタモドキ成虫(メス)の緑色型.トノサマバッタやクルマバッタと紛らわしい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct 2, 2018)]]
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[[ファイル: 20201015クルマバッタモドキ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_159655s.jpg|250px|thumb|right|クルマバッタモドキの後翅.[[クルマバッタ_広島大学東広島キャンパス|クルマバッタ]]同様黒い輪のような模様がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 15, 2020)]]
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[[ファイル:クルマバッタクルマバッタモドキ比較_21803_22818.JPG|250px|thumb|right|クルマバッタとクルマバッタモドキの胸部の比較図.クルマバッタモドキの胸部には1対の白いくの字の線が認められるが,クルマバッタには認められない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎)]]
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[[ファイル:220904クルマバッタモドキ01 東広島市鏡山 藤川撮影 DSCN9908.JPG|250px|thumb|right|干からびたトビズムカデの歩肢を食べるクルマバッタモドキ成虫.主にイネ科植物を食べるが,雑食性である.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 藤川亜也, Sep 4, 2022)]]
  
 
=クルマバッタモドキ(広島大学東広島キャンパス)=
 
=クルマバッタモドキ(広島大学東広島キャンパス)=
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==解説==
 
==解説==
*茶褐色と灰色のまだら模様のバッタで,オスよりメスのほうが大きい.
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*茶褐色あるいは緑色と灰色のまだら模様のバッタで,オスよりメスのほうが大きい.
 
*丈の低い草地(乾燥や湿潤を問わない)に多い.
 
*丈の低い草地(乾燥や湿潤を問わない)に多い.
*[[クルマバッタ_広島大学東広島キャンパス|クルマバッタ]]との違いは,胸部を上から見たときに一対の白いくの字模様があることであること,複眼に白く細い模様が入ること,胸部背面が隆起しないことなど.
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*[[クルマバッタ_広島大学東広島キャンパス|クルマバッタ]]との違いは,胸部を上から見たときに一対の白いくの字模様があること(褐色型のみ),胸部背面が隆起しないことなど.
 
*緑色型は[[トノサマバッタ_広島大学東広島キャンパス|トノサマバッタ]]と紛らわしいが,より小型で後翅に黒い輪状の斑紋がある.
 
*緑色型は[[トノサマバッタ_広島大学東広島キャンパス|トノサマバッタ]]と紛らわしいが,より小型で後翅に黒い輪状の斑紋がある.
 
*東広島キャンパスでの個体数は多い.
 
*東広島キャンパスでの個体数は多い.
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2022年9月24日 (土) 20:51時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > クルマバッタモドキ

クルマバッタモドキ成虫(オス).オスはメスより小柄.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Sep. 14, 2018)
クルマバッタモドキ成虫(メス).クルマバッタの褐色型に似るが,胸部が盛り上がらず複眼の横に明瞭なくさび形の黒斑がない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct 2, 2018)
緑色型のクルマバッタモドキの成虫(メス).(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Jul. 15, 2022)
クルマバッタモドキ成虫(メス)の緑色型.トノサマバッタやクルマバッタと紛らわしい.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct 2, 2018)
クルマバッタモドキの後翅.クルマバッタ同様黒い輪のような模様がある.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 15, 2020)
クルマバッタとクルマバッタモドキの胸部の比較図.クルマバッタモドキの胸部には1対の白いくの字の線が認められるが,クルマバッタには認められない.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎)
干からびたトビズムカデの歩肢を食べるクルマバッタモドキ成虫.主にイネ科植物を食べるが,雑食性である.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 藤川亜也, Sep 4, 2022)

クルマバッタモドキ(広島大学東広島キャンパス)

和名

学名

  • Oedaleus infernails

分類

  • バッタ科 Acrididae

分布

  • 北海道,本州,四国,九州.

解説

  • 茶褐色あるいは緑色と灰色のまだら模様のバッタで,オスよりメスのほうが大きい.
  • 丈の低い草地(乾燥や湿潤を問わない)に多い.
  • クルマバッタとの違いは,胸部を上から見たときに一対の白いくの字模様があること(褐色型のみ),胸部背面が隆起しないことなど.
  • 緑色型はトノサマバッタと紛らわしいが,より小型で後翅に黒い輪状の斑紋がある.
  • 東広島キャンパスでの個体数は多い.

備考

参考文献


広島大学 > デジタル自然史博物館 > メインページ > 広島大学の自然 > 東広島キャンパスの動物 > クルマバッタモドキ