ケンポナシ

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ケンポナシ Hovenia dulcis Thunb.

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > クロウメモドキ科 Rhamnaceae > ケンポナシ属 Hovenia

解説

  • 天然記念物に指定されたものと世羅西町のもの(指定予定)は樹木の大きさがほぼ同じで,同じ時代に植えられたものと推定される.
  • 世羅西町中のケンポナシは,代々漢方医を務めた家にあり,近年まで酒毒の薬としてもらいに来る人が多かったそうである.
  • 広島県内の大きなケンポナシは,多分,江戸時代に薬用として社叢や医師の家に植えたものであろう.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県内では,まだ,自生は確認されておらず,いずれも植栽されたものである.

産地

天然記念物

  • 県天「矢野のケンポナシ」(上下町)(樹高29 m,胸高幹囲2.3 m)
  • 廿日市市天「宮内天王社巨樹群のケンポナシ」(樹高22.5 m,胸高幹囲2.3 m)
  • 本郷町天「上北方のケンポナシ」(樹高20 m,胸高幹囲1.6 m)

標本

  • 世羅西町中(ts-961028),廿日市市宮内(ts-850258),広島市霞町広島大医学部(ts-950623)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 34550
  • 植栽

文献(出典)

  • 河毛(1974),土井(1983),山下(1988),関ほか(1994),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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