「コバノミツバツツジ」の版間の差分
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2010年3月23日 (火) 17:18時点における版
コバノミツバツツジ Rhododendron reticulatum D.Don ex G.Don
[= Rhododendron reticulatum D.Don](広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用)
解説
アカマツ林の林床などで多く見られるツツジ科の落葉低木.花期は4月中旬から5月中旬.春,新芽が出る寸前に開花し,花が終わると葉が展開する.近年,広島県内では,アカマツ林が放置されて遷移が進行した結果,コバノミツバツツジが見られなくなった場所が少なくない.適度な森林施行を行うことで,開花が見られる.
広島県のものはアラゲミツバツツジRhododendron reticulatum D.Don ex G.Don f. ciliatum (Nakai) Sugim.とするのが妥当とする意見もあるが,区別が困難なものが多い.
花期
4月中旬から5月中旬
開花した個体(広島県廿日市市宮島町, 2008年4月11日,撮影: H. Tsubota) | 花(広島県廿日市市宮島町, 2008年4月11日,撮影: H. Tsubota) |
花(広島県廿日市市宮島町, 2008年4月11日,撮影: H. Tsubota) | 花(広島県廿日市市宮島町, 2008年4月11日,撮影: H. Tsubota) |
花(広島県, 2005年5月15日,撮影: 濱中) |
慣用名
- コバミツ
備考
- 環境庁コード: 41860
文献(出典)
- 広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(編). 1997. 広島県植物誌. Pp. 832. 中国新聞社, 広島.