「サカキカズラ 宮島の植物と自然」の版間の差分
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− | + | 常緑性のつる性木本.茎は長く伸びる.葉は対生で無毛.革質(かくしつ)で側脈はあまり目立たない.花期は5月上旬-6月上旬.花は黄色で,花弁は5枚,強くねじれ,風車状になる.袋果は長さ6-7cm の細長い円錐形で対になる.3月頃果実が裂けて,白い長毛をもつ種子が飛び出す.千葉県以西の本州から四国,九州,琉球,台湾,中国,インドに分布.南方系のめずらしい植物で,広島県を含む瀬戸内海での分布は限られる.宮島では比較的多く見られる.和名は葉が[[サカキ_宮島の植物と自然|サカキ]]に似ているため. | |
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2016年2月28日 (日) 07:50時点における版
サカキカズラ Anodendron affine (Hook. & Arn.) Druce
分類
キョウチクトウ科 Apocynaceae,サカキカズラ属 Anodendron
解説
常緑性のつる性木本.茎は長く伸びる.葉は対生で無毛.革質(かくしつ)で側脈はあまり目立たない.花期は5月上旬-6月上旬.花は黄色で,花弁は5枚,強くねじれ,風車状になる.袋果は長さ6-7cm の細長い円錐形で対になる.3月頃果実が裂けて,白い長毛をもつ種子が飛び出す.千葉県以西の本州から四国,九州,琉球,台湾,中国,インドに分布.南方系のめずらしい植物で,広島県を含む瀬戸内海での分布は限られる.宮島では比較的多く見られる.和名は葉がサカキに似ているため.
「宮島の植物と自然」内のページ
「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.
- 42 p.