「シロダモ 宮島の植物と自然」の版間の差分

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「宮島の植物と自然」([[広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所_2009|広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009]])内で掲載されているページ.
 
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== 文献(引用) ==
 
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2017年1月20日 (金) 20:43時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > クスノキの仲間 > シロダモ

シロダモ Neolitsea sericea (Blume) Koidz.

分類

クスノキ科 Lauraceae,シロダモ属 Neolitsea

解説

 高さ数-10数 mになる常緑高木.4月頃新芽が出て,金色の長毛が密生する.三行脈(さんこうみゃく)が目立ち,葉の裏面は灰白色で,裏面の毛は長い間残る.花期は10月中旬-11月下旬だが,つぼみは8月頃にはあらわれる.雌雄異株(しゆういしゅ)で,花は黄色で小型.果実は長径1 cm程度で,秋に赤く熟す.成熟まで1年かかるため開花と同時期になる.「花も実もある人生」などとよく言うが,本種は花と実を同時につけることになる.宮島に多い植物の一つ.和名は葉の裏が白いことから.ダモは,クスノキ科の植物を指す呼び名とされる.宮島では,果実が黄色く色付くキミノシロダモNeolitsea sericea f. xanthocarpa (Makino) Okuyama もある.

「宮島の植物と自然」内のページ

「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.

  • 78 p.

文献(引用)


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