「ダウシフォーム根」の版間の差分

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*クラスター根と同様に、表面積を拡大するだけでなく,植物が直接吸収できない[[難利用性リン]]を有効に利用するために,[[有機酸]]および[[酸性ホスファターゼ]]を局所的に分泌させることが知られている.
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*[クラスター根]と同様に、表面積を拡大するだけでなく,植物が直接吸収できない[[難利用性リン]]を有効に利用するために,[[有機酸]]および[[酸性ホスファターゼ]]を局所的に分泌させることが知られている.
  
 
==その他==
 
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2021年7月11日 (日) 01:53時点における版

ダウシフォーム根 Dauciform Root

概要

  • 植物にとって重要な栄養素であるリンの乏しい環境で抜群の機能を発揮する特殊な形態の根.
  • 根毛が密になり,試験管ブラシのような構造となる.
  • カヤツリグサ科やイグサ科などの単子葉植物が形成する。

機能

その他

  • ニンジン(Daucus carota)のような形をしていることから,ダウシフォーム根(Dauciform Root)と名付けられた。