トキワイカリソウ

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トキワイカリソウ Epimedium sempervirens Nakai

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > メギ科 Berberidaceae > イカリソウ属 Epimedium

解説

  • 花は大形で紅紫色,距はよく発達し,
  • 常緑性.
  • 葉の裏面は無毛または微毛.葉の裏面に毛が多いものをウラジロイカリソウと呼び,変種とされる.小葉は9枚である.

花期

  • 4-5月.

分布・産地・天然記念物

分布

狭義のトキワイカリソウは能登半島に産する白花のもので,福井県南部から西のものはオオイカリソウ[var. rugosum (Nakai)]に該当する.厳密にいうと,広島県はオオイカリソウの分布域には含まれないが,県北東部では,形態的にはオオイカリソウにあたる個体がコイカリソウの分布域に混在して見られる.ここでは,これを広義のトキワイカリソウとして扱っておく.

産地

天然記念物

標本

  • 神之瀬峡(ts-960525),庄原市盤之谷(ts-860505)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

慣用名

  • オオイカリソウ

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 19130

文献(出典)

  • 山下(1977),環境庁(1979),井波(1982),土井(1983),須田ほか(1991),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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