「ニシキギ」の版間の差分

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* コマユミの幹にコルク質の翼が発達したもので,ふつう庭園に植栽される.
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* [[コマユミ]]の幹にコルク質の翼が発達したもので,ふつう庭園に植栽される.
* 帝釈峡など広島県東部の石灰岩地帯では,コマユミでコルク質の翼が発達したものがあり(関 1993),ニシキギの自生としてよいであろう.しかし,コマユミとの間に中間型もある.
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* 帝釈峡など広島県東部の石灰岩地帯では,[[コマユミ]]でコルク質の翼が発達したものがあり(関 1993),[[ニシキギ]]の自生としてよいであろう.しかし,[[コマユミ]]との間に中間型もある.
 
* スズランノキ''Oxydendrum arboreum'' (L.) DC.とニッサ''Nyssa sylvatica'' Marsh.とともに世界三大紅葉樹に数えられる.
 
* スズランノキ''Oxydendrum arboreum'' (L.) DC.とニッサ''Nyssa sylvatica'' Marsh.とともに世界三大紅葉樹に数えられる.
  

2014年12月16日 (火) 20:28時点における版

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ニシキギ Euonymus alatus (Thunb.) Sieb.

シノニム

  • Euonymus alatus (Thunb.) Sieb. var. alatus(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > ニシキギ科 Celastrus > ニシキギ属 Euonymus

解説

  • コマユミの幹にコルク質の翼が発達したもので,ふつう庭園に植栽される.
  • 帝釈峡など広島県東部の石灰岩地帯では,コマユミでコルク質の翼が発達したものがあり(関 1993),ニシキギの自生としてよいであろう.しかし,コマユミとの間に中間型もある.
  • スズランノキOxydendrum arboreum (L.) DC.とニッサNyssa sylvatica Marsh.とともに世界三大紅葉樹に数えられる.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

産地

天然記念物

標本

  • 下帝釈峡(ts-928171),上下町川井(ts-970729)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 33760

文献(出典)

引用文献

  • 関 太郎. 1993. 下帝釈峡学術調査報告(植物). 広島県林務部編, 比婆道後帝釈国定公園下帝釈峡地域学術調査報告書(植物). Pp. 1-66 + 付図. 広島県林務部, 広島.

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