「ヌートリア」の版間の差分
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動 (→解説) |
|||
20行目: | 20行目: | ||
== 解説 == | == 解説 == | ||
* 南アメリカ原産. | * 南アメリカ原産. | ||
− | * | + | * 明治末期に輸入.その後毛皮目的で飼育・養殖された. |
* 戦後と1950年代の毛皮ブーム後に大規模な野外への逸出・放逐が起きた. | * 戦後と1950年代の毛皮ブーム後に大規模な野外への逸出・放逐が起きた. | ||
* 主に夜行性だが,昼間でも行動することがある. | * 主に夜行性だが,昼間でも行動することがある. |
2016年1月2日 (土) 19:32時点における版
広島大学 > 広島大学デジタル博物館 > デジタル自然史博物館
ヌートリア Myocastor coypus
分類
動物界 Animalia > 脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 哺乳綱 Mammalia > ネズミ目(齧歯目) Rodentia > ヌートリア科 Myocastoridae > ヌートリア属 Myocastor > ヌートリア Myocastor coypus
解説
- 南アメリカ原産.
- 明治末期に輸入.その後毛皮目的で飼育・養殖された.
- 戦後と1950年代の毛皮ブーム後に大規模な野外への逸出・放逐が起きた.
- 主に夜行性だが,昼間でも行動することがある.
- 遊泳・潜水が得意.
- オレンジ色の大きな前歯は特徴的.
- 農作物やイシガイ科の二枚貝などに被害を与え,巣穴を掘る習性により畔(あぜ)や堤防を破壊する恐れがある.
天然記念物・RDB
- 世界の侵略的外来種ワースト100
- 日本の侵略的外来種ワースト100
- 特定外来生物
慣用名・英名・広島県方言
慣用名
英名
- nutria
- coypu
広島県方言
- 情報収集中.全国的には,沼狸(しょうり,ぬまたぬき),海狸鼠(かいりねずみ),洋溝鼠(ようどぶねずみ),舶来溝鼠(はくらいどぶねずみ)と呼ばれたようだ.
備考
参考文献
更新履歴
2016.01.01 ページ作成.