「ノゲシ」の版間の差分

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== 解説==
 
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* タンポポ類など他のキク科植物同様に,植物体に傷を付けると乳液がしみ出す.
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* タンポポ類など他の[[キク科]]植物同様に,植物体に傷を付けると乳液がしみ出す.
* 和名は,ケシの葉に似ていることから.秋に開花するアキノノゲシに対して,春に開花することからハルノノゲシとも呼ばれる.
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* 和名は,ケシの葉に似ていることから.秋に開花する[[アキノノゲシ]]に対して,春に開花することから[[ハルノノゲシ]]とも呼ばれる.
  
 
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2014年2月9日 (日) 19:28時点における版

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ノゲシ Sonchus oleraceus L.

シノニム

その他

  • Sonchus oleraceus Linn.(広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会 1997で採用.)

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > ノゲシ属 Sonchus

解説

  • タンポポ類など他のキク科植物同様に,植物体に傷を付けると乳液がしみ出す.
  • 和名は,ケシの葉に似ていることから.秋に開花するアキノノゲシに対して,春に開花することからハルノノゲシとも呼ばれる.

花期

  • 春に開花.

分布・産地・天然記念物

分布

産地

天然記念物

標本

  • 大竹市飯谷(km-6128),廿日市市原(yw-8333),広島市鈴ケ峰(aw-1189),府中町桜ヶ丘(yw-1893),呉市徳丸(mt-10017),上蒲刈島(mt-16034),倉橋町鹿島(sy-131),本郷町広島空港(yk-6554),甲山町伊尾(yk-9736),三原市長谷町(yk-7210),向島(yk-4445),尾道市白江(yk-6820),因島(yk-4789),内海町当木島(yy-4886),御調町諸原(yk-7687),三良坂町小塩野(yw-6253),口和町下金田(hn-526),君田村宮が原(yw-10879),府中市石垣(yk-6182),上下町岳山(yk-8550),油木町貝原(sf-8047),豊松村有木(sf-1505),福山市赤坂町(sf-4064),新市町宮内(yk-9943)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ハルノノゲシ

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード: 59870

文献(出典)

  • 河毛(1974),関ほか(1975),山下(1977),土井(1983),関ほか(1994),渡辺ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

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