「ハイノキの仲間 宮島の植物と自然」の版間の差分
提供: 広島大学デジタル博物館
ナビゲーションに移動検索に移動1行目: | 1行目: | ||
− | <span style="font-size:10">[ | + | <span style="font-size:10">[https://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[宮島の植物と自然]] > [[目次_宮島の植物と自然|目次]] > [[ハイノキの仲間_宮島の植物と自然|ハイノキの仲間]] |
= ハイノキの仲間 = | = ハイノキの仲間 = | ||
29行目: | 29行目: | ||
---- | ---- | ||
− | <span style="font-size:10">[ | + | <span style="font-size:10">[https://www.hiroshima-u.ac.jp/index-j.html 広島大学] > [https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/ デジタル自然史博物館] > [[宮島の植物と自然]] > [[目次_宮島の植物と自然|目次]] > [[ハイノキの仲間_宮島の植物と自然|ハイノキの仲間]] |
[[Category:植物]] | [[Category:植物]] |
2021年2月18日 (木) 13:08時点における最新版
広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > ハイノキの仲間
ハイノキの仲間
ハイノキ科の植物
宮島ではハイノキ科の植物が多く見られ,宮島の植生を特徴づけるもののひとつになっています.宮島ではハイノキ,シロバイ,カンザブロウノキ,ミミズバイ,クロキ,クロバイなどが見られます.ハイノキ科の植物は,熱帯の山地に多くの種類が分布しています.
植物を燃やすと灰になります.植物の灰は染色に使われたり,良質の肥料にもなります.昔話「花咲かじいさん(はなさかじいさん)」は植物の灰の効果を話にしたものとも言われます.ハイノキ科 Symplocaceae の植物は,その名のとおり,昔は燃やして灰を得ていた植物です.ハイノキ科の植物から得られた灰は良質で,灰から作られた灰汁(あく)は媒染剤(ばいせんざい)として用いられていました.また,薬としても利用される重要な植物です.これはハイノキ科の多くの種がアルミニウムを蓄積する性質があり,とくにアルミニウムの化合物であるミョウバン類がとれることによります.ハイノキ科には葉に甘みのあるものが多く,英語ではこの仲間をsweet leafと呼んでいます.本属の多くの種で,樹皮がオレンジ色になるのは,藻類(そうるい)のスミレモ類が付着するためです.
種名 | 冊子中のページ数 |
---|---|
カンザブロウノキ | 81 p. |
ミミズバイ | 82-83 pp. |
クロバイ | 84 p. |
クロキ | 85 p. |
「宮島の植物と自然」内のページ
「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.
- 80-85 pp.
文献(引用)
広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > ハイノキの仲間