「ハイノキの仲間 宮島の植物と自然」の版間の差分

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2021年2月18日 (木) 13:08時点における最新版

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ハイノキの仲間

ハイノキ科の植物

 宮島ではハイノキ科の植物が多く見られ,宮島の植生を特徴づけるもののひとつになっています.宮島ではハイノキ,シロバイ,カンザブロウノキミミズバイクロキクロバイなどが見られます.ハイノキ科の植物は,熱帯の山地に多くの種類が分布しています.

 植物を燃やすと灰になります.植物の灰は染色に使われたり,良質の肥料にもなります.昔話「花咲かじいさん(はなさかじいさん)」は植物の灰の効果を話にしたものとも言われます.ハイノキ科 Symplocaceae の植物は,その名のとおり,昔は燃やして灰を得ていた植物です.ハイノキ科の植物から得られた灰は良質で,灰から作られた灰汁(あく)は媒染剤(ばいせんざい)として用いられていました.また,薬としても利用される重要な植物です.これはハイノキ科の多くの種がアルミニウムを蓄積する性質があり,とくにアルミニウムの化合物であるミョウバン類がとれることによります.ハイノキ科には葉に甘みのあるものが多く,英語ではこの仲間をsweet leafと呼んでいます.本属の多くの種で,樹皮がオレンジ色になるのは,藻類(そうるい)のスミレモ類が付着するためです.

ハイノキの仲間
種名 冊子中のページ数
カンザブロウノキ 81 p.
ミミズバイ 82-83 pp.
クロバイ 84 p.
クロキ 85 p.

「宮島の植物と自然」内のページ

「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.

  • 80-85 pp.

文献(引用)


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