「ヒメクラマゴケ 宮島の植物と自然」の版間の差分

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2016年3月8日 (火) 12:47時点における版

広島大学 > デジタル自然史博物館 > 宮島の植物と自然 > 目次 > シダ植物 > ヒメクラマゴケ

ヒメクラマゴケ(ヒメタチクラマゴケ)Selaginella heterostachys Baker

分類

イワヒバ科 Selaginellaceae,イワヒバ属 Selaginella

解説

 常緑多年生のシダ.植物体は柔らかく黄緑色.匍匐茎(ほふくけい)は細く長さ5 cm程度,腹葉(ふくよう)が密につく.直立茎(ちょくりつけい)はやや長く,先端部に長さ1 cm程度の胞子嚢穂(ほうしのうすい)ができる.葉は二形性(にけいせい).腹葉は卵形で細鋸歯があり,先端は鈍頭(どんとう)-やや尖頭(せんとう).背葉は小さく狭卵形(きょうらんけい).日当たりの良いところでは晩秋に紅葉する.静岡県と福井県以西の本州,四国,九州に分布.宮島では,遊歩道沿いの明るい林縁の斜面や石垣などに生育している.

「宮島の植物と自然」内のページ

「宮島の植物と自然」(広島大学大学院理学研究科附属宮島自然植物実験所 2009)内で掲載されているページ.

  • 61 p.

文献(引用)