マアナゴ

提供: 広島大学デジタル博物館
2019年10月9日 (水) 19:07時点におけるIkeda (トーク | 投稿記録)による版 (→‎解説)
ナビゲーションに移動検索に移動

デジタル自然史博物館 > メインページ > 魚類図鑑 > マアナゴ / 分類 / 和名順 / 学名順

マアナゴ(愛媛県今治市; 撮影: 松本,Sep., 2005)

マアナゴ

分類

脊索動物門 Chordata > 脊椎動物亜門 Vertebrata > 条鰭綱 Actinopterygii > ウナギ目 Anguilliformes > アナゴ科 Congridae

解説

  • 北海道以南の砂泥底に棲息し,底曳網・延縄・籠縄・釣りなどで漁獲され蒲焼・吸い物・寿司・丼物などで美味.
  • 側線孔が白色を呈し,また体側部上方に小白色斑が並ぶことが大きな特徴.
  • 体長は1 mほど.
  • 葉形幼生(レプトセファルス)は,ウナギ,マアナゴ,ウツボなどの属するウナギ目魚類とニシン目魚類の一部の仔魚期にみられ,無色透明で柳葉のような形をいているものをいう.
  • マアナゴは海産魚であるが,生活史の一時期に淡水域(汽水域)に入ってくることがある.
  • 広島市東区牛田の京橋川で行われているシロウオ漁の際,本種の葉形幼生がシロウオに混じっていた.これは,広島湾に浮遊していたものが満潮とともに河口に入り込んだものと思われる.
  • 岡山県旭川の河口域では本種を「ベラタ」と呼び,シロウオと同じように食用にされるという.

天然記念物・RDB

  • 該当なし

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

関連ページ

参考文献

  • 中坊徹次(編). 2013. 日本産魚類検索 全種の同定, 3版. xlix + xxxii + xvi + 2428 pp. 東海大学出版会, 秦野.



デジタル自然史博物館 > メインページ > 魚類図鑑 > マアナゴ/ 分類 / 和名順 / 学名順