ミコシギク

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ミコシギク Leucanthemella lineare (Matsum.) Tzvelev.

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae(Compositae) > ミコシギク属 Leucanthemella

解説

花期

  • 花は10月上旬,白色で,フランスギクに似ている.

分布・産地・天然記念物

分布

  • 中国大陸から朝鮮半島を経由して,日本列島に分布した大陸系である.
  • 広島県では,吉備高原面にきわめて稀に分布し,湿原中及び周辺の低木群落に生育している.
  • 環境庁(1997)の「植物版レッドリスト」では,絶滅危惧IB類(IA類ほどではないが,近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に位置づけられ,現存する府県として愛知,岡山,広島が挙げられ,文献の記録として茨城,群馬,岐阜,静岡が挙げられている.

産地

天然記念物

標本

  • 県中北部-1(kk-951),県中北部-2(kk-961010),県中西部-1(rn-10773),県中西部-2(ts-941001),県中部(yy-9977)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ホソバノセイタカギク

英名

広島県方言

備考

  • 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)
  • 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧II類(VU)
  • 環境庁コード: 58610
  • 環境庁RDB,県RDB

文献(出典)

  • 高木(1933),井波(1981),土井(1983),宝理(1983),広島県(1995),関ほか(1996),広島大学理学部附属宮島自然植物実験所・比婆科学教育振興会(1997)

参考URL


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