ムラサキミミカキグサ

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ムラサキミミカキグサ Utricularia uliginosa Vahl

シノニム

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > タヌキモ科 Lentibulariaceae > タヌキモ属 Utricularia

解説

  • 食虫植物で捕虫のうは地下葉につける.
  • 地上葉はへら形でホザキノミミカキグサに似るが,より大きく,長さ3~6 mm.草丈は小さく,5 cmくらい.花は暗い青色で,果実は耳かき形.
  • 広島県のミミカキグサ類の中ではもっとも個体数が少ない.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

  • 広島県では,島嶼部から吉備高原面に分布し,湿地や湿原でほかの植物があまり生えていない所に生育する.

産地

天然記念物

標本

  • 宮島(rn-6325),広島市南原峡(yw-1091),府中町水分峡(yw-2182),熊野町呉地(mt-12796),福富町大谷山(km-5535),黒瀬町大多田(mt-8151),世羅町田打(ns-634),世羅西町六反田(ns-306),大和町蔵宗(ns-1983),久井町江木(sf-1922),本郷町用倉(ms-4504),三良坂町羽木(kk-1581),甲山町小世良(ns-914),尾道市市原(sf-1116),福山市熊ヶ峰(sf-5171)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

  • ムラサキミミカキクサ

英名

広島県方言

備考

  • 広島県RDBカテゴリ: 絶滅危惧Ⅱ類(VU)
  • 環境庁RDBカテゴリ: 絶滅危惧II類(VU)
  • 環境庁コード: 52250

文献(出典)


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