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* 帝釈峡と上下町岳山で記録があるが(土井1983),本編では取り上げられなかった.東城町植物誌では,コンクリート壁に生育していることが報告されているが,その後渡辺健三らが,自然の石灰岩壁に自生しているのを確認した.
 
* 帝釈峡と上下町岳山で記録があるが(土井1983),本編では取り上げられなかった.東城町植物誌では,コンクリート壁に生育していることが報告されているが,その後渡辺健三らが,自然の石灰岩壁に自生しているのを確認した.
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* 本編では,県内に自生する''Aster ageratoides''(広義)については,北村(1981)に準拠しながらも,県内に広く見られる種内倍数性や異数性を踏まえた上,Ito & Soejima(1995)の分類で再検討することが必要とした.その後この課題は解決されていないが,現時点でIto & Soejima(1995)の分類に従って確認された標本を引用する.これらは,副島彰子が同定したものである.
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== 引用文献 ==
 
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* 土井(1983)
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* 土井(1983),北村(1981),Ito & Soejima(1995)
  
 
== 文献(出典)==
 
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2013年6月12日 (水) 11:30時点における最新版

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ヤハズハハコ Anaphalis sinica Hance

シノニム

  • Anaphalis pterocaulon (Franch. et Sav.) Maxim.

その他

分類

種子植物門 Spermatophyta > 被子植物亜門 Angiospermae > 双子葉植物綱 Dicotyledoneae > キク科 Asteraceae > ヨモギ属 Anaphalis

解説

  • 帝釈峡と上下町岳山で記録があるが(土井1983),本編では取り上げられなかった.東城町植物誌では,コンクリート壁に生育していることが報告されているが,その後渡辺健三らが,自然の石灰岩壁に自生しているのを確認した.
  • 本編では,県内に自生するAster ageratoides(広義)については,北村(1981)に準拠しながらも,県内に広く見られる種内倍数性や異数性を踏まえた上,Ito & Soejima(1995)の分類で再検討することが必要とした.その後この課題は解決されていないが,現時点でIto & Soejima(1995)の分類に従って確認された標本を引用する.これらは,副島彰子が同定したものである.

花期

分布・産地・天然記念物

分布

産地

天然記念物

標本

  • 東城町(hbg-17826)

慣用名・英名・広島県方言

慣用名

英名

広島県方言

備考

  • 環境庁コード:54660

引用文献

  • 土井(1983),北村(1981),Ito & Soejima(1995)

文献(出典)


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