「宮島で未確認のカエル」の版間の差分
提供: 広島大学デジタル博物館
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2015年1月7日 (水) 23:07時点における版
広島県内に生息しているカエル
在来種
- ニホンヒキガエル Bufo japonicus japonicus
- ニホンアマガエル Hyla japonica
- ニホンアカガエル Rana japonica
- ヤマアカガエル Rana ornativentris
- ナゴヤダルマガエル Pelophylax porosus brevipodus
- トノサマガエル Pelophylax nigromaculatus
- ヌマガエル Fejervarya kawamurai
- モリアオガエル Rhacophorus arboreus
- カジカガエル Buergeria buergeri
外来種
- ウシガエル Lithobates catesbeianus
解説
- ニホンヒキガエル
- 広島県内の分布は島嶼部あるいは山間部に遺存的に分布している.島である宮島にも分布する可能性があるため,調査が必要である.
- ニホンアマガエル
- 広島県内の島嶼部から山間部,ひいては都市部の緑地などまで広く分布する.宮島にも生息している可能性がある.
- ニホンアカガエル
- 宮島島内,要調査.
- ヤマアカガエル
- 宮島島内,要調査.
- ナゴヤダルマガエル
- 分布から外れ生育に適した環境もないことから宮島島内には生育していないと考えられる.
- トノサマガエル
- 広島県内に広く分布する.宮島島内の生育については,要調査.
- ヌマガエル
- 広島県では南部に分布が集中する.水田耕作とゆかりが強く,水田のない宮島に天然分布するか調査が必要である.
- モリアオガエル
- 繁殖しているならばその卵塊がよく目立つため発見されて話題になっているはずであり,宮島には天然分布はしていないと考えられる.
- カジカガエル
- 宮島には幼生のオタマジャクシが育つような大河川がないため生息していないと考えられる.
- ウシガエル
- 外来種であり,宮島からの報告は幸いまだないが,今後警戒する必要がある.