「広島県の両生類」の版間の差分

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広島県では,5科9属13種のカエルの生息が確認されている(在来種5科8属12種,外来種1科1属1種).そのうち4種が環境省レッドリストまたは広島県RDBの指定を受けている.
 
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ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3651.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル|link=ニホンヒキガエル
 
ファイル:20150821ニホンヒキガエル(オス)山県郡安芸太田町池田撮影IMG_3651.JPG|200px|thumb|right|ニホンヒキガエル|link=ニホンヒキガエル
 
ファイル:20150404ニホンアマガエル成体体色変化_安芸高田市_田守撮影_IMG_5375.JPG|200px|thumb|right|ニホンアマガエル|link=ニホンアマガエル
 
ファイル:20150404ニホンアマガエル成体体色変化_安芸高田市_田守撮影_IMG_5375.JPG|200px|thumb|right|ニホンアマガエル|link=ニホンアマガエル
 
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ファイル: 20210629タゴガエル_廿日市市宮島町_坪田撮影_IMG_093059s.JPG|250px|thumb|right|タゴガエル|link=タゴガエル
ファイル:20150719ニホンアカガエル三原市久井町池田撮影IMG_2434.JPG|200px|thumb|right|ニホンアカガエル成体|link=ニホンアカガエル
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ファイル:20150719ニホンアカガエル三原市久井町池田撮影IMG_2434.JPG|200px|thumb|right|ニホンアカガエル|link=ニホンアカガエル
 
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ファイル:20041002ヤマアカガエル成体_佐伯郡吉和村_大川撮影_冠高原-13.JPG|200px|thumb|right|ヤマアカガエル|link=ヤマアカガエル
 
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ファイル:20150615ツチガエル成体廿日市宮島町_田守撮影_DSC_0105.JPG|200px|thumb|right|ツチガエル|link=ツチガエル
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==カエル(Anura)==
 
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広島県では,5科9属13種のカエルの生息が確認されている(在来種5科8属12種,外来種1科1属1種).そのうち4種が環境省レッドリストまたは広島県RDBの指定を受けている.
 
  
 
===ヒキガエル科 Bufonidae===
 
===ヒキガエル科 Bufonidae===
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==サンショウウオ・イモリ(有尾目)==
 
==サンショウウオ・イモリ(有尾目)==
 
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ファイル:20090201イワミサンショウウオ成体オス_島根県益田市_大川撮影_IMGP6121s.JPG|200px|thumb|right|イワミサンショウウオ|link=イワミサンショウウオ
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ファイル:19950601ハコネサンショウウオ成体_広島県北部_内藤撮影_IMG-0007.JPG|200px|thumb|right|ハコネサンショウウオ|link=ハコネサンショウウオ
 
ファイル:19950601ハコネサンショウウオ成体_広島県北部_内藤撮影_IMG-0007.JPG|200px|thumb|right|ハコネサンショウウオ|link=ハコネサンショウウオ
 
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ファイル:20140523ハコネサンショウウオ成体_広島県西部_田守撮影_IMG_1120.JPG|200px|thumb|right|ハコネサンショウウオ|link=ハコネサンショウウオ
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ファイル:20150404アカハライモリ成体オス_三原市沼田東町_池田撮影_IMG_0435.JPG|200px|thumb|right|アカハライモリ|link=アカハライモリ
 
ファイル:20150404アカハライモリ成体オス_三原市沼田東町_池田撮影_IMG_0435.JPG|200px|thumb|right|アカハライモリ|link=アカハライモリ
 
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===カスミサンショウウオについて===
 
===カスミサンショウウオについて===
 
*Matsui et al.(2019)により,カスミサンショウウオは9種に再分類された.ここではそれらをまとめて「[[カスミサンショウウオ種群]]」と呼ぶことにする.真のカスミサンショウウオ''Hynobius nebulosus''のタイプ産地が長崎県で,九州に分布する種であったため,広島県には真の「カスミサンショウウオ」と呼べるものはいなくなったことになる.広島県からは[[アキサンショウウオ]]と[[セトウチサンショウウオ]],[[イワミサンショウウオ]],[[ヒバサンショウウオ]]の4種が分布している.このうち[[ヒバサンショウウオ]]はカスミサンショウウオ高地型と呼ばれていたものに相当する.
 
*Matsui et al.(2019)により,カスミサンショウウオは9種に再分類された.ここではそれらをまとめて「[[カスミサンショウウオ種群]]」と呼ぶことにする.真のカスミサンショウウオ''Hynobius nebulosus''のタイプ産地が長崎県で,九州に分布する種であったため,広島県には真の「カスミサンショウウオ」と呼べるものはいなくなったことになる.広島県からは[[アキサンショウウオ]]と[[セトウチサンショウウオ]],[[イワミサンショウウオ]],[[ヒバサンショウウオ]]の4種が分布している.このうち[[ヒバサンショウウオ]]はカスミサンショウウオ高地型と呼ばれていたものに相当する.
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*以前より指摘があったが,Sugahara et al.(2021)により山陰地方の[[ヒバサンショウウオ]]の中に別系統の存在が示された.[[ヒバサンショウウオ]]とハクバサンショウウオ''Hynobius hidamontanus''が単系統となり,それと姉妹群の関係にある[[アキサンショウウオ]]と出雲系統の''Hynobius''属がいることが分かり,新種イズモサンショウウオ''Hynobius kunibiki''(和名は仮称)と命名された.
  
 
===ブチサンショウウオについて===
 
===ブチサンショウウオについて===
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==参考文献==
 
==参考文献==
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*Matsui M., Okawa, H., Nishikawa K., Aoki, G., Eto, K., Yoshikawa, N., Tanabe, S. Misawa, Y. & Tominaga, A.  2019.  Systematics of the widely distributed Japanese clouded salamander, ''Hynobius nebulosus'' (Amphibia: Caudata: Hynobiidae), and its closest relatives.  Current Herpetol. 38(1): 32-90.
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*Sugawara, H., Iwata, T., Yamashita, H. & Nagano, M.  2021.  Taxonomic Reassessment of the Izumo Lineage of ''Hynobius utsunomiyaorum'': Description of a New Species from Chugoku, Japan.  Animals 11(8):2187. https://doi.org/10.3390/ani11082187
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==インターネットリソース==
 
==インターネットリソース==
 
*日本爬虫両棲類学会.  2020.  日本産爬虫両生類標準和名リスト(2020年9月7日版). [http://herpetology.jp/wamei/index_j.php http://herpetology.jp/wamei/]
 
*日本爬虫両棲類学会.  2020.  日本産爬虫両生類標準和名リスト(2020年9月7日版). [http://herpetology.jp/wamei/index_j.php http://herpetology.jp/wamei/]
 
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[[Category:動物]]
 
[[Category:動物]]

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カエル(無尾目)

広島県では,5科9属13種のカエルの生息が確認されている(在来種5科8属12種,外来種1科1属1種).そのうち4種が環境省レッドリストまたは広島県RDBの指定を受けている.

ヒキガエル科 Bufonidae

ヒキガエル属 Bufo

アマガエル科 Hylidae

アマガエル属 Dryophytes

アカガエル科 Ranidae

アカガエル属 Rana

ツチガエル属 Glandirana

トノサマガエル属 Pelophylax

アメリカアカガエル属 Lithobates

ヌマガエル科 Dicroglossidae

ヌマガエル属 Fejervarya

アオガエル科 Rhacophoridae

アオガエル属 Zhangixalus

カジカガエル属 Buergeria

サンショウウオ・イモリ(有尾目)

オオサンショウウオ科 Cryptobranchidae

オオサンショウウオ属 Andrias

サンショウウオ科 Hynobiidae

サンショウウオ属 Hynobius

ハコネサンショウウオ属 Onychodactylus

イモリ科 Salamandridae

イモリ属 Cynops

解説

標準和名及び学名は日本爬虫両生類学会Webサイト(http://herpetology.jp/wamei/)に従った.

見分け方に関連するページ

備考

カスミサンショウウオについて

ブチサンショウウオについて

ハコネサンショウウオについて

  • 広島県内でのシコクハコネサンショウウオ Onychodactylus kinneburi の詳細が分かっていないため,ハコネサンショウウオ Onychodactylus japonicus のページに解説を掲載した.
  • 広島県内のシコクハコネサンショウウオと思わしき個体・個体群が環境省・広島県RDBなどの保護対象から外れているわけではなく,広島県内でのハコネサンショウウオ属(Genus Onychodactylus)のサンショウウオ全体が環境省・広島県RDB対象となっていると思っていただきたい.

参考文献

  • Matsui M., Okawa, H., Nishikawa K., Aoki, G., Eto, K., Yoshikawa, N., Tanabe, S. Misawa, Y. & Tominaga, A. 2019. Systematics of the widely distributed Japanese clouded salamander, Hynobius nebulosus (Amphibia: Caudata: Hynobiidae), and its closest relatives. Current Herpetol. 38(1): 32-90.
  • Sugawara, H., Iwata, T., Yamashita, H. & Nagano, M. 2021. Taxonomic Reassessment of the Izumo Lineage of Hynobius utsunomiyaorum: Description of a New Species from Chugoku, Japan. Animals 11(8):2187. https://doi.org/10.3390/ani11082187

インターネットリソース


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