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|[[ファイル:20181002エンマコオロギ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_21901s.JPG|250px|thumb|right|エンマコオロギ成虫(メス).産卵管が見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 2, 2018)|link=エンマコオロギ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル:20181002エンマコオロギ成虫メス_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_21901s.JPG|250px|thumb|right|エンマコオロギ成虫(メス).産卵管が見られる.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 2, 2018)|link=エンマコオロギ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
|[[ファイル:20181002チョウセンカマキリ成虫交尾_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_21913s.JPG|250px|thumb|right|交尾中のチョウセンカマキリ.2匹のオスが1匹のメスに群がっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 2, 2018)|link=チョウセンカマキリ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル:20181002チョウセンカマキリ成虫交尾_東広島市鏡山_南葉撮影_IMG_21913s.JPG|250px|thumb|right|交尾中のチョウセンカマキリ.2匹のオスが1匹のメスに群がっている.(広島県東広島市鏡山; 撮影: 南葉錬志郎, Oct. 2, 2018)|link=チョウセンカマキリ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
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|[[ファイル:20180615ショウジョウトンボ成熟オス01_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_29861s.JPG|250px|thumb|right|ショウジョウトンボの成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)|link=ショウジョウトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル:20180615ショウジョウトンボ成熟オス01_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_29861s.JPG|250px|thumb|right|ショウジョウトンボの成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)|link=ショウジョウトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
|[[ファイル:20180615ショウジョウトンボ成熟オス02_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_29833s.JPG|250px|thumb|right|ショウジョウトンボの成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)|link=ショウジョウトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | |[[ファイル:20180615ショウジョウトンボ成熟オス02_東広島市鏡山_池田撮影_IMG_29833s.JPG|250px|thumb|right|ショウジョウトンボの成熟オス(広島県東広島市鏡山; 撮影: 池田誠慈, Jun. 15, 2018)|link=ショウジョウトンボ_広島大学東広島キャンパス]] | ||
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2018年の東広島キャンパスの生き物
キャンパスで見られる生き物の2018年の情報です.写真や名前をクリックすると解説ページに移動します(黄色く反転しているリンクは作成中のページです).解説ページの写真はクリックすると拡大します.
12月
- 2018.12.07 生態実験園の整備が終わり、通り抜けができるようになりました.
- 2018.12.13-21 山中池周辺でオオトリノフンダマシの卵嚢を,ふれあいビオトープでミナミカマバエとミズギワカメムシ,キノカワガを観察することができました.
11月の野鳥
山中池でマガモ,ホシハジロ,ヨシガモなどのカモ類を観察することができました.
- 2018.11.09-16 毎週金曜日の野鳥調査の際に観察できた野鳥を紹介します.キャンパスの野鳥については,「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.山中池ではホシハジロやヨシガモなどのカモが渡来しています.
11月
- 2018.11.23-24 生態実験園でカラスハエトリを,発見の小径沿いの小川でシマアメンボを,ふれあいビオトープでオオミノガを観察することができました.カラスハエトリはササの葉の上で日光浴をしていました.
- 2018.11.10 キャンパス東部でヒメカマキリとカネタタキを,生態実験園でゴマダラチョウの幼虫を観察することができました.ヒメカマキリは林縁の樹上などで見られる小さいカマキリで,動きが素早くよく飛翔します.ゴマダラチョウの幼虫は越冬の準備に入ったようすで,体の色が茶褐色に変化していました.
- 2018.11.6-9 キャンパス東部でカトウツケオグモを,ふれあいビオトープ周辺でミナミカマバエを観察することができました.カトウツケオグモはカニグモの仲間で,鳥の糞に擬態しています.ミナミカマバエは水辺に生息し,カマキリに似た逆三角形状の頭部と,鎌状の前脚をもちます.
- 2018.11.4 ふれあいビオトープにて観察会がありました.子どもたちとともに多くの生き物を観察することができたので,その一部を紹介します.
- ぶどう池周辺でキトンボとセグロアシナガバチのオスを,生態実験園周辺でナツアカネを観察することができました.アシナガバチ類は一般的に人を攻撃するハチだと認識されています.しかし,オスのハチはメス(働きバチ)のように毒針を持たないため,刺される心配はありません.オスはメスに比べると顔面の色が薄く,大アゴが貧弱なので見分けることができます.ナツアカネはアキアカネやショウジョウトンボに似ていますが,アキアカネとは体色や胸部側面の模様で,ショウジョウトンボとは大きさや複眼の色などで識別可能です.
- 生態実験園周辺でエサキモンキツノカメムシとミノウスバとコガタコガネグモを観察することができました.エサキモンキツノカメムシは背中に黄色いハートのような模様がある特徴的なカメムシです.コガタコガネグモはコガネグモに酷似しますが,隠れ帯(クモのそれぞれの脚の先にある白い帯)や腹部の模様の違いで識別可能です.
10月
- 2018.10.20-26 キャンパス南部でエナガを,ふれあいビオトープ周辺でジョウビタキのオスとメスを観察することができました.エナガはシジュウカラと混群を形成していました。ジョウビタキはメスが激しく縄張りを主張していました.
ふれあいビオトープでアキアカネ,オツネントンボ,ホソミオツネントンボを観察することができました.オツネントンボとホソミオツネントンボはともに成虫で越冬するトンボです.姿がよく似ていますが,胸部の模様が異なることや翅の縁紋の重なり方が違うことで識別できます.比べてみてください.
キャンパス南部でハンミョウ(ナミハンミョウ)の幼虫を,東部でヒメシャチホコの幼虫を,生態実験園周辺でミヤマカラスアゲハの幼虫を観察することができました。ハンミョウの幼虫は湿った裸地に巣穴を構え,通りかかった小昆虫を素早く捕えます。ニラのような細長い植物を巣穴に入れると釣れることから「にらむし」の別名を持ちます。
- 2018.10.13-19 キャンパス南部でセグロイナゴ,ヒロバネカンタン,ニホンミツバチを観察することができました.ヒロバネカンタンはカンタンによく似ますが,オスメスともに腹部に黒い線がないことで識別できます.
キャンパス東部でクルマバッタ,ハンミョウ,オオカマキリを観察することができました.画像のようにカマキリのメスは産卵に備えて栄養をつけるために,しばしば同種のオスを食べてしまいます.
発見の小径でカネタタキ,リスアカネ,イボバッタ,シバスズを観察することができました.カネタタキは歩いては鳴くを繰り返していました.
- 2018.10.9-12 生態実験園でアサギマダラ,セスジスズメ,セスジツユムシ,ネコハエトリを観察することができました.アサギマダラは渡りをするチョウで,秋には各地で南下中の個体を見ることができます.
- 2018.10.1-2 山中池周辺でキボシマルウンカとシマヘビの黒化型とオオウラギンスジヒョウモンとアキアカネを観察することができました.キボシマルウンカはテントウムシにそっくりな姿をしていますが,テントウムシでないどころか甲虫ですらなく,カメムシと同じ半翅目に属しています.シマヘビの黒化型はメラニズムが生じて全身や虹彩が真っ黒になっており,カラスヘビとも呼ばれます.アキアカネは農薬などが原因で各地で減少しています.
生態実験園でオオアオイトトンボとウラギンヒョウモンとスジグロシロチョウとメスグロヒョウモンとジョロウグモが観察できました.スジグロシロチョウのオスの発香鱗はレモンの香りがすることで知られています.
ふれあいビオトープでエンマコオロギ,チョウセンカマキリを観察することができました.エンマコオロギのオスは秋にコロコロリーと美しい声で鳴きます.テントウノミハムシはテントウムシにそっくりですがハムシの仲間で,その証拠に触角が長いです.
9月
- 2018.09.28 中央図書館前の花壇でオオスカシバとホシホウジャクを観察することができました.どちらも昼行性のスズメガで,ホバリングしながら花の蜜を吸います.生態実験園でニホンイシガメとヤマトシリアゲを観察することができました.秋型のヤマトシリアゲは春型に比べて小柄で,体色が橙色なためベッコウシリアゲの異名をもちます.発見の小径でオオカマキリとコカマキリを観察することができました.
- 2018.09.21 毎週金曜日の野鳥調査の際,生態実験園でシュレーゲルアオガエルのメスとニホンカナヘビを観察することができました.非繁殖期のシュレーゲルアオガエルは普段樹上生活していると考えられており,姿を見ることができたのは珍しいことです.
- 2018.09.13-14 キャンパス内で様々なバッタ目の昆虫が観察されました.山中池周辺の草地ではオンブバッタ,ショウリョウバッタモドキの成虫が観察できました.生態実験園の低木にはヤマクダマキモドキが観察できました.同属のサトクダマキモドキに似ていますが,ヤマは脛節が赤いのが特徴です.ふれあいビオトープ周辺の草地ではクサキリ,クルマバッタモドキ,トノサマバッタなどが観察できました.
8月
- 2018.08.10 キャンパス内でアブラゼミなどが盛んに鳴いています.毎週金曜日の野鳥調査の際には発見の小径沿いでベニシジミやタイワンウチワヤンマなどが観察できました.タイワンウチワヤンマはぶどう池で縄張りを主張していました.
- 2018.08.03 毎週金曜日の野鳥調査の際にアオサギやヒバリ,シオカラトンボ(成熟オス),オニヤンマ,ヒメアカネ(未成熟オス)が観察できました.キャンパス内では,アブラゼミやニイニイゼミ,ミンミンゼミ,クマゼミ,ヒグラシが鳴いています.
7月
- 2018.07.27 生態実験園で,産卵中のベニイトトンボとキイトトンボが観察できました.また,生態実験園内の水田で初めてトノサマガエルの幼生(オタマジャクシ)や幼体が確認できました.生態実験園内で初めてのトノサマガエル繁殖の確認です.
- 2018.07.10-12 山中池周辺でニイニイゼミ,アオスジアゲハ,アオメアブが観察できました.ニイニイゼミは少し小柄なセミで,翅の模様が保護色となって樹皮と見分けがつきにくいです.アオスジアゲハは翅の青い模様が特徴で,花の周りをせわしなく飛び回ります.アオメアブはシオヤアブと同じムシヒキアブ科の昆虫で,光の強弱によって複眼の色が変化します.
6月
- 2018.06.29 キャンパス内でニイニイゼミが鳴き始めました.毎週金曜日の野鳥調査でコシアカツバメが巣の近くで止まっているのが観察できました.ツバメとは違いとっくり型の巣を作ります.また,キマダラセセリとウラナミアカシジミが観察できました.
- 2018.06.24 生態実験園でオオヒカゲ,シオヤアブ,オビガが観察できました.オオヒカゲはジャノメチョウ類の国内最大種です.シオヤアブは飛翔する昆虫などを襲って捕食するムシヒキアブ科の昆虫で,オスの腹部末端に生える白い毛が塩のように見えることが名前の由来です.オビガは日本固有種で,スイカズラ科のスイカズラやハコネウツギなどが食草です.
- 2018.06.15 キャンパス内で観察できた昆虫を紹介します.ショウジョウトンボの成熟オスと未成熟オスが見られました.成熟して真っ赤になる前はメスと体色が似ていて見分けが難しいです.
- 2018.06.15 キャンパス内でアラカシの樹液に集まっているカブトムシを観察できました.生態実験園では,ショウジョウトンボが今年初めて観察できました.成熟したオスは全身真っ赤になります.毎週金曜日の野鳥調査では,カワラヒワやホオジロが観察できました.ウグイスやヒヨドリの鳴き声も多く聞かれました.東広島キャンパスの鳥についての詳細なページはこちら(東広島キャンパスの鳥類相).
- 2018.06.02 ふれあいビオトープで,モノサシトンボのメスとナミテントウ(紅型)が観察できました.モノサシトンボは普通のトンボ(シオカラトンボやアキアカネなど)に比べると体は小さく,細長いです.イトトンボ科のトンボに比べると体が大きく,目が離れています.ナミテントウには色々な変異があり,写真の個体は紅型と呼ばれています.生態実験園で,クズノチビタマムシが観察できました.クズの葉を食べる小さなタマムシの仲間です.
- 2018.06.01 生態実験園で,ニホンアカガエルが変態しています.シュレーゲルアオガエルの幼生(オタマジャクシ)も観察できました.毎週金曜日の野鳥調査では,理学部付近でイソヒヨドリのメスが観察できました.
5月
- 2018.05.04 毎週金曜日に行われている野鳥観察で,スズメやカワラヒワ,ヤマガラ,ミサゴなどが観察できました.東広島キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
4月
- 2018.04.30 生態実験園でニホンイシガメの幼体とヒバカリの成蛇を観察することができました.ニホンイシガメの幼体は甲羅が銭(ぜに)のように円く,古くは本種の幼体を指して「銭亀(ぜにがめ)」と呼んでいました.ヒバカリは小型のヘビで,カエルやオタマジャクシを餌とします.首の後ろに黄色い模様があるのが特徴です.ヨツボシトンボが飛行している写真も撮影できました.
- 2018.04.27 教育学部周辺でイソヒヨドリのオスがさえずっていました.海岸や島しょ部で見られることの多い鳥ですが,最近は都市部にも進出してきています.
- 2018.04.10-15 生態実験園やふれあいビオトープで,シュレーゲルアオガエルが鳴き始めました.抱接したペアを観察することができました.また,ニホンアカガエルの幼生(オタマジャクシ)を観察することができます.背中に2つ斑点があることでヤマアカガエルの幼生と区別ができます.
3月
- 2018.03.11 ふれあいビオトープで,ニホンアカガエルがふ化しています.まだ新たに産まれた卵塊も目にすることができます.ニホンアカガエルについては広島県版のニホンアカガエルのページもご覧ください.親の雌雄の見分け方などを掲載しています.
2月
- 2018.02.02 ぶどう池で,水鳥の仲間が観察できました.多かったのがオオバンとヒドリガモでした.ヨシガモやカイツブリ,アオサギ,ダイサギも見ることができました.オオバンやカイツブリはカモの仲間に似ていますが,それぞれツル目クイナ科とカイツブリ目カイツブリ科で,いわゆるカモの仲間のヒドリガモやヨシガモはカモ目カモ科に分類されています.
- 2018.02.02 キャンパス内でツグミが群れを作って移動しているのが観察されています.ツグミは冬鳥として渡来し,渡来直後は林などで群れを作り通常冬に入ると群れは分散します.この時期まで群れが見られるのは少し珍しいようです.他にアトリの群れやシロハラ,ビンズイ,アオジ,ヒヨドリが観察できました.東広島キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
- 2018.02.02 発見の小径沿いでヒレンジャクが記録できました8羽以上の群れを作っていました.日本には冬鳥として渡来します.年によって渡来する個体数の変動が大きく,まったく渡来しない年もあります.類似種のキレンジャクと混群をなすことがあります.今回キレンジャクは観察できませんでした.東広島キャンパスの野鳥については「東広島キャンパスの鳥類相」もご覧ください.
1月
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- 2022年の東広島キャンパスの生き物
- 2021年の東広島キャンパスの生き物(下半期)
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